
プレ男歯みがきのあとは、口の中がスッキリするまで5回くらいゆすいでるよ!清潔感、大事だからね。

メル美え、フッ素入りの歯みがき粉だと、すすぎすぎないほうがいいって聞いたよ?
こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、フッ化物(フッ素)配合の歯みがき剤の使い方です。厚生労働省の「e-ヘルスネット」の記事(新潟大学・濃野要教授)をもとにまとめました。
フッ素入り歯みがき剤とは
- フッ化物(フッ化ナトリウムなど)を含む歯みがき剤で、子どもから高齢者まで、家庭で一生使える、世界で最も利用者が多いフッ化物の使い方です
- 医薬部外品で、「むし歯の発生および進行の予防」の効能・効果が法律で認められています
- 法律の基準でフッ化物イオン濃度は1,500ppm以下と決められていて、1,450ppm程度までの製品が売られています。多いのは1,450ppmと950ppm、子ども向けに500ppm・100ppmの製品もあります
どのくらい効く?
- 世界の多くの調査で、むし歯予防効果は概ね24%と報告されています
- 効果は濃度に左右され、1,000ppm以上では、500ppm上がるごとに効果が6%上がるとされています
- 大人・高齢者の歯の根元のむし歯(根面むし歯)にも、67%の予防効果があったという報告をはじめ、効果があると考えられています

プレ男濃いほうが効くのか。家の歯みがき粉、何ppmか見てみよう。
年齢別の量と使い方
| 年齢 | 濃度と量 | 使い方 |
|---|---|---|
| 歯が生えてから2歳 | 900〜1,000ppmを米粒くらい(1〜2mm) | 1日2回。みがいたあとティッシュなどで軽くふき取ってもよい。歯みがき剤は子どもの手の届かない所に |
| 3〜5歳 | 900〜1,000ppmをグリーンピースくらい(5mm) | 寝る前を含め1日2回。軽くはき出し、うがいは少量の水で1回だけ。量は保護者が出す |
| 6歳〜大人・高齢者 | 1,400〜1,500ppmを歯ブラシ全体(1.5〜2cm) | 寝る前を含め1日2回。軽くはき出し、うがいは少量の水で1回だけ |
- インプラントなどチタン製の歯科材料があっても、自分の歯がある場合は使用します
- 乳歯が生えはじめたらお口のケアを。最初はガーゼやコットンで練習し、慣れたら保護者による歯みがきを

大人は1,400〜1,500ppmのフッ化物配合歯みがき剤を歯ブラシ全体につけ、寝る前を含め1日2回。みがいたあとは軽くはき出し、うがいは少量の水で1回だけにしましょう。

メル美ゆすぎは1回だけ。最初はちょっと気になるけど、フッ素を口に残すためなんだね。
まとめ
- フッ素入り歯みがき剤はむし歯予防効果が法律で認められた医薬部外品。効果は約24%
- 濃度が高いほど効果が上がる。大人は1,400〜1,500ppm
- 大人は歯ブラシ全体(1.5〜2cm)、寝る前を含め1日2回
- 軽くはき出し、うがいは少量の水で1回だけ
- 子どもは年齢に合わせた濃度と量で、保護者が量を出す
参考文献
- 濃野要. フッ化物配合歯磨剤. 厚生労働省 e-ヘルスネット(2023年4月19日更新). https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/teeth/h-02-007.html (閲覧日:2026年9月29日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。