大人の教養An Evening of Culture

第一幕Act I — Love & Letters

船の手すりのそばに立つ、和服に眼鏡の男性の写真

田山花袋『蒲団(ふとん)』妻も子もある36歳の作家が、弟子の女学生に恋をした。かくした嫉妬、「監督者」という言いわけ、そして去った弟子の蒲団に顔をうずめて泣く——私小説の出発点とされる告白の物語

No.0592026年10月7日

田山花袋の小説『蒲団』(1907年「新小説」)。国立国会図書館によると、私小説の出発点とされ、花袋はこの作品で自然主義運動の先頭に立ちました。妻と3人の子どもがいる作家・竹中時雄のもとに、作品を愛読する女学生・横山芳子が弟子入りします。時雄は芳子に恋をしますが、芳子には同志社の学生の恋人がいました。「温情なる保護者」を名のりながら嫉妬に苦しむ時雄は、ついに芳子の父に手紙を書きます。青空文庫の原文で、あらすじを紹介します。

目次
  1. プロフィール
  2. あらすじ1:ファンレターから始まった
  3. あらすじ2:恋人の登場と、かくした嫉妬
  4. あらすじ3:父への手紙と、芳子の告白
  5. 結末:残された蒲団
  6. まとめ

プレ男『蒲団』って、ふとんの話?国語の教科書で名前だけ見たことある。

メル美中年の作家が、若い弟子に恋をしてしまう話なんだって。作者が自分の気持ちを正直に書いたことで有名なの。

今回は、田山花袋の小説『蒲団(ふとん)』です。青空文庫の原文(底本:『蒲団・重右衛門の最後』)で読みました。作者については、国立国会図書館「近代日本人の肖像」の解説で確認しました。

プロフィール

作品 『蒲団(ふとん)』
作者 田山花袋(たやま・かたい、1872〜1930年。群馬県出身の小説家)
発表 明治40年(1907年)、雑誌「新小説」9月号
評価 国立国会図書館の解説では、「私小説の出発点とされる」作品。花袋はこれで自然主義運動の先頭に立った
主な人物 竹中時雄(作家、36歳、妻と3人の子ども)、横山芳子(備中新見町出身の女学生)、田中秀夫(同志社の学生、21歳)

船の手すりのそばに立つ、和服に眼鏡の男性の写真

作者の田山花袋。出典:国立国会図書館「近代日本人の肖像」(https://www.ndl.go.jp/portrait/ )

あらすじ1:ファンレターから始まった

あらすじ2:恋人の登場と、かくした嫉妬

プレ男応援するふりをして、心の中では嫉妬してたんだ…。人間くさいなあ。

あらすじ3:父への手紙と、芳子の告白

結末:残された蒲団

メル美かっこいい先生でいようとして、本当の気持ちを言えなかった人の、正直すぎる話なんだね。

国立国会図書館の解説によると、田山花袋の『蒲団』(1907年)は私小説の出発点とされ、花袋はこの作品で自然主義運動の先頭に立ちました。

まとめ


参考文献

  1. 田山花袋. 蒲団(底本:『蒲団・重右衛門の最後』). 青空文庫. https://www.aozora.gr.jp/cards/000214/card1669.html (閲覧日:2026年10月7日)
  2. 国立国会図書館. 近代日本人の肖像「田山花袋」. https://www.ndl.go.jp/portrait/datas/6059/ (閲覧日:2026年10月7日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。