ガジェット2026年10月10日

料理やキャンプのガストーチ、ボンベを傾けすぎると大きく燃えあがる:点火はボンベを立てて、使用中も45度までが目安。接続が斜めでガスもれ→引火した例も。2026年2月から「PS-LPG」マークが義務に【NITE】

チーズに焼き目をつけたり、キャンプで炭に火をつけたり。手軽なガストーチ(カセットボンベ式)ですが、NITE(製品評価技術基盤機構)によると、ボンベを傾けすぎて大きく燃えあがった例や、ボンベを斜めに差しこんで接続が不完全になり、もれたガスに引火した例があります。ボンベを大きく傾けると、気化していない液体の燃料がバーナーから霧のように出て、大きく燃えあがることがあります。点火はボンベを立てた状態で、使用中も傾けるのは45度までが目安。使う前にガスもれの音やにおいがないか確かめましょう。2026年2月6日からは「◇PS-LPG」マークの表示が義務になりました。

目次
  1. こんな事故がありました
  2. なぜ傾けると危ない?
  3. 使うときのポイント
  4. 2026年2月から「◇PS-LPG」マークが義務に
  5. まとめ

プレ男ガストーチでチーズをあぶると、お店みたいな焼き目がつくんだよ。かたむけて、いろんな角度からあぶるのがコツ!

メル美傾けすぎると、大きく燃えあがることがあるんだって。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回はガストーチの安全な使い方です。NITE(製品評価技術基盤機構)の製品安全情報マガジン Vol.501「ガストーチの事故」(2026年5月26日)をもとにまとめました。

こんな事故がありました

プレ男いろんな角度からあぶるの、危なかったのか…。

なぜ傾けると危ない?

使うときのポイント

1. 点火はボンベを立てた状態で

2. 使う前に点検する

3. リコールを確かめる

東京都の調査:消したあとも数分は熱い

東京都がガストーチを使ったことのある1,030人に聞くと(2021年3月15日)、けがやヒヤリは「調理中」(53.0%)、「炭の火おこし中」(35.9%)、「DIY作業中」(21.8%)に多く、ちがうメーカーのボンベをつなぐ、Oリングを確かめない、点火前ににおいを確かめないのが危ないことを、3〜4割が知りませんでした。試験では、火口付近は約280℃〜480℃以上になり、消したあと70℃を下回るまで6分かかった製品も。サーモグラフィーでは、見えている炎より広い範囲に炎が出ていました。使い終わったら、さわらない場所で冷まし、ボンベは外してキャップをして保管を。

ガストーチは、ボンベを傾けすぎると液体の燃料が霧のように出て、大きく燃えあがることがあります。点火はボンベを立てて、使用中も傾けるのは45度までが目安です。

2026年2月から「◇PS-LPG」マークが義務に

事故は5年で129件、7割は製品の不具合

NITEの「事故原因の7割が製品に問題~ガス“漏れ”バーナーに新たな規制~」(2025年2月27日)によると、2019〜2023年度の5年間のガストーチの事故は129件。そのうち製品の不具合が関係する事故が7割(調査中をのぞく)で、特に海外製のガストーチで多く起きていました。

買うときのポイント

カセットボンベの保管の注意は防災用のカセットボンベ、古いままで大丈夫?、ネットで買う前の確認はネットで家電を「ポチる」前にへ。

プレ男取扱説明書で、うちのトーチが傾けて使えるタイプか確かめる。あと、マークも見てみよう。

メル美ボンベはまっすぐ差しこんでね。

アウトドアチェアとカートリッジガスこんろの注意は、日なたに置きっぱなしのアウトドアチェア、座ったら座面が破れて腰をけがへ。

まとめ


参考文献

  1. 製品評価技術基盤機構(NITE). 製品安全情報マガジン Vol.501「ガストーチの事故」(2026年5月26日). https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/mailmagazin/2026fy/vol501_260526_00001.html (閲覧日:2026年10月10日)
  2. 製品評価技術基盤機構(NITE). 事故原因の7割が製品に問題~ガス“漏れ”バーナーに新たな規制~(2025年2月27日). https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/press/2024fy/prs250227.html (閲覧日:2026年10月10日)
  3. 東京都. ガストーチによる火災・やけどに注意しましょう!「ガストーチの安全な使用に関する調査」を実施(2021年3月15日). https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.lg.jp/anzen/test/gastorch.html (閲覧日:2026年10月10日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。