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遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)と妊娠

妊娠できる可能性は大きく減らない。リスク低減手術の前に、早めの妊娠計画を。不妊治療をひかえる必要はないと考えられている

2026年10月12日

遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)と妊娠について、日本遺伝性乳癌卵巣癌総合診療制度機構(JOHBOC)の患者・市民向けガイドブック(2022年版)のQ25をもとにまとめました。BRCA1/2の変化が見つかった女性と、見つからない女性で、その後の出産の回数に差はないと報告されています。ただし、妊娠できる年齢のうちに乳がん・卵巣がんになるリスクがあり、卵管・卵巣をとる手術のあとは自然妊娠ができなくなるため、早めの妊娠計画が望ましく、遅くとも35〜40歳くらいまでに出産を終えてからリスク低減手術を行うことが望ましいとされています。不妊治療でがんのリスクがはっきり上がるという報告はなく、ひかえる必要はないと考えられています。

目次
  1. 妊娠できる可能性は、大きく減らない
  2. リスク低減手術と、出産の時期
  3. 不妊治療は?
  4. 乳がんの治療のあとに妊娠したいとき
  5. まとめ

メル美遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)ってわかったら、赤ちゃんはあきらめなきゃいけないのかな。

プレ男妊娠や出産に影響があるのか、知りたいよね。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)と妊娠の話です。日本遺伝性乳癌卵巣癌総合診療制度機構(JOHBOC)の患者・市民向けガイドブック「遺伝性乳がん卵巣がんを知ろう!」(2022年版)のQ25をもとにまとめました。HBOCそのものについては遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)を見てください。

妊娠できる可能性は、大きく減らない

ガイドブックによると、

リスク低減手術と、出産の時期

ガイドブックによると、

HBOCとわかっても、妊娠できる可能性が大きく減ることはないと報告されています。ただ、リスク低減手術のことも考えて、早めに妊娠の計画を立てることが望ましいとされています。

不妊治療は?

ガイドブックによると、

乳がんの治療のあとに妊娠したいとき

ガイドブックによると、

プレ男HBOCとわかっても、あきらめなくていいんだね。早めに計画して、主治医や遺伝カウンセリングで相談するのが大事なんだ。

がん治療の前の妊孕性温存はがん治療の前に知っておきたい「妊孕性温存」、男性とHBOCは男性と遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)を見てください。

まとめ


参考文献

  1. 日本遺伝性乳癌卵巣癌総合診療制度機構. 遺伝性乳がん卵巣がんを知ろう!みんなのためのガイドブック 2022年版 Q25 HBOCと診断された場合、妊娠はできるのでしょうか?妊娠中や出産への影響が心配です。 https://johboc.jp/guidebook_g2022/q25/ (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。