病気の解説2026年10月12日

ヨーロッパのB型肝炎(2024年、ECDC):3万7,605件。急性のB型肝炎では、性的な接触による感染がいちばん多い(28%)、男性間の性行為が12%。若い世代が少ないのはワクチンの効果か

欧州疾病予防管理センター(ECDC)の「Hepatitis B - Annual Epidemiological Report for 2024」(2026年7月)をもとに、ヨーロッパ(EU/EEA)のB型肝炎をまとめました。2024年に30か国から3万7,605件のB型肝炎ウイルス感染が報告され、人口10万人あたり7.5件でした。急性のB型肝炎で感染経路がわかっている例では、性的な接触(異性間など、男性間をのぞく)が28%でいちばん多く、男性間の性行為が12%、医療関連が13%でした。報告率がいちばん高いのは35〜44歳で、若い年代で少ないのは各国のワクチン接種の効果と考えられています。B型肝炎は性行為でうつり、ワクチンで予防できます。

目次
  1. 2024年は3万7,605件
  2. 急性のB型肝炎は、性的な接触がいちばん多い
  3. ワクチンの効果
  4. まとめ

プレ男B型肝炎って、性行為でもうつるんだよね。ヨーロッパではどうなってるの?

メル美ワクチンの効果も見えてるのかな。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、ヨーロッパのB型肝炎の話です。欧州疾病予防管理センター(ECDC)の「Hepatitis B - Annual Epidemiological Report for 2024」(2026年7月)をもとにまとめました。

2024年は3万7,605件

ECDCによると、

急性のB型肝炎は、性的な接触がいちばん多い

感染経路の情報がそろっている急性の例(23%)では、

で、ほとんど(82%)は報告した国の中で感染していました。一方、慢性の例では、お母さんから赤ちゃんへの感染がいちばん多く(52%)、ほとんどが国外での感染でした。

ヨーロッパの急性のB型肝炎では、性的な接触による感染が28%でいちばん多く、男性間の性行為が12%でした。B型肝炎は性行為でうつり、ワクチンで予防できます。

ワクチンの効果

プレ男大人になってからの感染は、性的な接触が多いんだね。ワクチンを受けたかどうか、確かめてみよう。

B型肝炎そのものはB型肝炎ってどんな病気?、ワクチンはB型肝炎ワクチン、ヨーロッパのほかの性感染症はヨーロッパでも性感染症が過去最多(2024年、ECDC)を見てください。

まとめ


参考文献

  1. European Centre for Disease Prevention and Control. Hepatitis B - Annual Epidemiological Report for 2024 (July 2026). https://www.ecdc.europa.eu/sites/default/files/documents/AER-Hep-B-2024.pdf (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。