病気の解説2026年10月12日

HIVの治療を始めて数か月以内に、かえって具合が悪くなる「免疫再構築症候群」:免疫がもどる途中で、かくれていた感染症などが表に出る。日本では治療を受けた人の約8%

HIVの治療(抗HIV療法)を始めたあと、数か月以内に、日和見感染症などが新たに出たり、再発・悪化したりすることがあります。これを免疫再構築症候群といいます。研究班の「抗HIV治療ガイドライン」(2026年3月)によると、日本での発症の頻度は、抗HIV治療を受けた人全体の8%前後で、帯状疱疹、非結核性抗酸菌症、サイトメガロウイルス感染症、ニューモシスチス肺炎、結核、カポジ肉腫などが多く、最近はB型肝炎なども増える傾向です。CD4数が50以下、ウイルス量が10万コピー以上の人で治療を始めるときは、とくに注意が必要です。治療を始める前に日和見感染症の有無を調べ、必要な予防をしておくことが大切です。

目次
  1. 治療を始めて数か月以内に、症状が出ることがある
  2. 日本では約8%
  3. 注意が必要な人と、前もってできること
  4. まとめ

プレ男HIVの治療を始めたのに、帯状疱疹が出たって話を聞いたんだ。薬が効いていないのかな?

メル美治療を始めたあとに具合が悪くなることがあるなんて、知らないと不安になるよね。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、HIVの治療を始めたあとに起こることがある「免疫再構築症候群」の話です。研究班の「抗HIV治療ガイドライン」(2026年3月)の「免疫再構築症候群」の項をもとにまとめました。

治療を始めて数か月以内に、症状が出ることがある

ガイドラインによると、

日本では約8%

ガイドラインによると、

HIVの治療を始めて数か月以内に、帯状疱疹などの病気が出ることがあります。免疫再構築症候群とよばれ、日本では治療を受けた人の約8%にみられます。

注意が必要な人と、前もってできること

ガイドラインによると、

プレ男治療が効いて免疫がもどってくる途中で起こることがあるんだね。早く検査して、免疫が弱る前に治療を始めることも大事なんだ。

治療を始める時期はHIVの治療はいつ始める?、エイズを発症してからわかるときはエイズを発症してからHIVがわかるとき、帯状疱疹はHIVと帯状疱疹を見てください。

まとめ


参考文献

  1. HIV感染症および血友病におけるチーム医療の構築と医療水準の向上を目指した研究班. 抗HIV治療ガイドライン(2026年3月) 免疫再構築症候群(要約、疫学、対応方法). https://hiv-guidelines.jp/2026/part10-1.htm (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。