基礎知識2026年10月12日

日本でHIVの治療を受けている人は約3万人(レセプトの全国集計):2024年3月までの4か月に抗HIV薬を処方された人は2万9,680人。いちばん多いのは50〜54歳

日本でHIVの治療を続けている人の数について、第166回エイズ動向委員会(2026年3月)の資料「HIV感染症に関するNDB集計」(関西医科大学・野田龍也教授)をもとにまとめました。国の医療保険のレセプト(診療報酬明細書)の全国データベース(NDB)で数えると、2023年12月〜2024年3月の4か月に、続けて抗HIV薬を処方されていた人は全国で2万9,680人(男性2万7,762人、女性1,918人)でした。年齢では50〜54歳がもっとも多く、70歳以上も2,250人いました。受診した医療機関の場所では東京都が1万1,491人で最多でした。2023年に新しく抗HIV薬の処方が始まった人は1,733人で、届出の数(960人)の1.8倍でした。

目次
  1. レセプトの全国データベースで数える
  2. 通院している人は2万9,680人
  3. 都道府県では
  4. 2023年に治療を始めた人は1,733人
  5. まとめ

プレ男日本で、いまHIVの治療を受けている人って何人くらいいるの?

メル美届出の数は「累計」だから、いま通院している人の数とはちがうよね。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、日本でHIVの治療を受けている人の数の話です。第166回エイズ動向委員会(2026年3月)に出された資料「HIV感染症に関するNDB集計」(関西医科大学・野田龍也教授、厚生労働科学研究班)をもとにまとめました。

レセプトの全国データベースで数える

通院している人は2万9,680人

2023年12月〜2024年3月の4か月の時点で、続けて抗HIV薬を処方されていた人は、

レセプトの全国データで数えると、2024年3月までの4か月に続けて抗HIV薬を処方されていた人は、全国で2万9,680人でした。いちばん多いのは50〜54歳です。

都道府県では

受診した医療機関の場所(住所地ではありません)で数えると、

2023年に治療を始めた人は1,733人

プレ男治療を続けて年を重ねている人が多いんだね。早く見つけて治療を続ければ、長く元気に暮らせるってことなんだな。

日本の届出の数字は数字で見る日本のHIV(2025年)、都道府県ごとの届出は都道府県別にみたHIV(2025年)、医療費の支援はHIVの医療費と支援制度を見てください。

HIVと診断されたときの症状の有無は、HIVと診断されたとき「症状あり」と届けられたのは約1割を見てください。

まとめ


参考文献

  1. 野田龍也(関西医科大学). 第166回エイズ動向委員会 HIV感染症に関するNDB集計(2026年3月度、PDF). https://api-net.jfap.or.jp/status/japan/data/2026/2603/no166_noda_shiryo.pdf (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。