都道府県別にみたHIV(2025年):報告数は東京都273件、大阪府97件、神奈川県70件。人口あたりでは東京都、徳島県、大阪府の順。エイズを発症してからわかる割合は九州・中国四国で高い
厚生労働省エイズ動向委員会の「令和7(2025)年エイズ発生動向 ―分析結果―」をもとに、2025年のHIV感染者・エイズ患者の新しい報告を都道府県別にまとめました。報告数(HIV感染者とエイズ患者の合計)は、東京都273件、大阪府97件、神奈川県70件、愛知県57件、福岡県43件の順に多く、人口10万人あたりでは東京都1.93、徳島県1.17、大阪府1.11、熊本県0.88、栃木県0.85の順でした。全国では報告の29.9%がエイズを発症してからわかった人で、九州や中国・四国で特に高く、東京都と大阪府は全国平均より低くなっています。

プレ男HIVって、東京や大阪みたいな大都市の話なのかな。

メル美地域によって、見つかり方もちがうのかな。
こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、都道府県別にみた2025年のHIVの話です。厚生労働省エイズ動向委員会の「令和7(2025)年エイズ発生動向 ―分析結果―」をもとにまとめました。数字は、HIVに感染していることが新しく報告された人(HIV感染者とエイズ患者の合計)です。日本全体の数字は数字で見る日本のHIV(2025年)を見てください。
報告数の多い都道府県
分析結果によると、2025年の新しい報告(HIV感染者とエイズ患者の合計)が多かったのは、
| 順位 | 都道府県 | 報告数 |
|---|---|---|
| 1 | 東京都 | 273件 |
| 2 | 大阪府 | 97件 |
| 3 | 神奈川県 | 70件 |
| 4 | 愛知県 | 57件 |
| 5 | 福岡県 | 43件 |
| 6 | 千葉県 | 37件 |
| 7 | 埼玉県 | 31件 |
| 8 | 北海道 | 30件 |
でした。
人口あたりでは
分析結果によると、人口10万人あたりの報告数が多かったのは、
| 順位 | 都道府県 | 人口10万人あたり |
|---|---|---|
| 1 | 東京都 | 1.93 |
| 2 | 徳島県 | 1.17 |
| 3 | 大阪府 | 1.11 |
| 4 | 熊本県 | 0.88 |
| 5 | 栃木県 | 0.85 |
| 6 | 福岡県 | 0.84 |
でした。大都市だけでなく、人口あたりでは地方の県も上位に入っています。また、2016〜2020年とくらべた2021〜2025年の5年間の報告数は、ほとんどの都道府県で減りましたが、茨城県、栃木県、新潟県、福井県、奈良県、島根県、長崎県、熊本県では増えました。

2025年のHIVの報告は東京都がもっとも多い一方、人口あたりでは徳島県や熊本県、栃木県なども上位でした。エイズを発症してからわかる割合は、九州や中国・四国で特に高くなっています。
エイズを発症してからわかる割合
分析結果によると、
- 全国では、新しい報告のうち29.9%が、エイズを発症してからHIVがわかった人でした(前の年は33.4%)
- 報告の少ない北陸をのぞくと、九州と中国・四国で特にエイズ患者の割合が高く、東京都と大阪府は全国平均より低いとされています
- どの地域でも、HIV感染者の新しい報告の半数以上が20〜39歳でした

プレ男地方でも報告があって、発症してから見つかる人が多い地域もあるんだね。どこに住んでいても、早めの検査が大事だな。
2026年の上半期の数字は日本のHIV、2026年1〜6月は477件の報告、どこで見つかっているかは日本のHIVは、どこで見つかっている?を見てください。
都道府県ごとの検査の件数は、都道府県別のHIV検査(2025年)を見てください。
いま治療を受けている人の数(レセプトの全国集計)は、日本でHIVの治療を受けている人は約3万人を見てください。
まとめ
- 2025年の報告数は東京都273件、大阪府97件、神奈川県70件の順
- 人口あたりでは東京都1.93、徳島県1.17、大阪府1.11の順
- 全国の29.9%はエイズを発症してからわかった。九州・中国四国で特に高い
- どこに住んでいても、早めの検査を
参考文献
- 厚生労働省エイズ動向委員会. 令和7(2025)年エイズ発生動向 ―分析結果―(PDF、API-Net掲載). https://api-net.jfap.or.jp/status/japan/data/2025/nenpo/bunseki.pdf (閲覧日:2026年10月12日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。
