大人の教養An Evening of Culture

第一幕Act I — Love & Letters

芥川龍之介『奉教人の死』長崎の教会に育てられた美しい少年「ろおれんぞ」。傘張りの娘の子の父だと言われて教会を追われ、乞食になってもひとり祈りつづけた。大火の夜、炎の中から赤ん坊を救いだしたとき、だれも知らなかったことが明らかになる

No.0832026年10月12日

芥川龍之介の短編『奉教人の死』(ほうきょうにんのし。1918年9月『三田文学』初出)。むかし長崎の教会「さんた・るちや」に、身の上を明かさない少年「ろおれんぞ」がいました。信心深く、兄のように慕う「しめおん」と仲むつまじく暮らしていましたが、傘張りの娘が身ごもり、子の父は「ろおれんぞ」だと言いだします。破門されたろおれんぞは、町はずれで乞食となりながら、夜ごと教会へ祈りに通いました。1年あまりのち、長崎の町の半ばを焼いた大火の夜——。青空文庫の本文で紹介します。

目次
  1. 「ろおれんぞ」
  2. 傘張りの娘
  3. 破門
  4. 乞食になっても
  5. 大火の夜
  6. 娘の懺悔
  7. 「ろおれんぞは女ぢや」
  8. 「れげんだ・おうれあ」
  9. まとめ

メル美芥川龍之介の『奉教人の死』は、長崎のキリシタンの話なの。最後に、すごいどんでん返しがあるんだよ。

プレ男どんでん返し?気になる…。

今回は、芥川龍之介の短編『奉教人の死』(ほうきょうにんのし)です。青空文庫の本文(底本:筑摩書房『現代日本文学大系43 芥川龍之介集』)で読みました。初出は『三田文学』1918年(大正7年)9月、本文の末尾には「(大正七年八月)」とあります。本文中の「」の言葉は、青空文庫の本文からの引用です。キリスト教の言葉は、作中の表記(「でうす」など)のまま紹介します。

※この作品には、人が亡くなる場面があります。

「ろおれんぞ」

傘張りの娘

破門

プレ男なぐられても、相手のために祈るなんて…。

乞食になっても

大火の夜

娘の懺悔

メル美無実の罪を、だまって引きうけていたんだね…。

「ろおれんぞは女ぢや」

「れげんだ・おうれあ」

『奉教人の死』の「ろおれんぞ」は、傘張りの娘の子の父だと言われて教会を追われ、乞食になっても祈りつづけます。大火の夜、娘の赤ん坊を救って息を引きとるとき、ろおれんぞが女性だったことが明らかになります。

まとめ


参考文献

  1. 芥川龍之介. 奉教人の死(底本:『現代日本文学大系43 芥川龍之介集』筑摩書房). 青空文庫. https://www.aozora.gr.jp/cards/000879/card49.html (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。