株式投資2026年10月10日

社債型種類株式のしくみ:株なのに社債に似た商品。配当は普通株より先に、決まった額だけ(上乗せなし)。議決権は原則なし。ソフトバンク、ANA、JALなどが東証プライムに上場。株価は金利や会社の信用力で動き、会社に買い取られることもある

社債型種類株式のしくみとリスクを、日本取引所グループ(JPX)「社債型種類株式」と「銘柄一覧(優先株等)」でまとめました。社債型種類株式は、東証で優先株等として上場する株式のうち、社債に似た商品性を持つ種類株式の通称です。普通株主より先に優先的に配当を受け取れますが、配当の額はあらかじめ決まっていて、それを超える分配はありません(非参加型)。株主総会での議決権は原則なく、発行から一定期間後などに、発行価格相当の現金で会社に取得される条項があります。リスクとして、配当は債権者への支払いより後回しで分配可能額がなければ払われないこと、株価は金利や発行会社の信用力で動くこと、売買が少ないこと、取得されたりされなかったりするリスク、取得時の課税(みなし配当など)があります。ソフトバンク、ANAホールディングス、日本航空、ゼンショーホールディングス、インフロニア・ホールディングスが上場しています。

目次
  1. 社債型種類株式とは
  2. 主な特徴(JPXの説明)
  3. 主なリスク(JPXの説明)
  4. 上場している銘柄の例(JPXの銘柄一覧)
  5. まとめ

プレ男ANAの決算を見てたら「社債型種類株式」っていうのが出てきたよ。株なの? 社債なの?

メル美配当が決まっていて、株価があまり動かない株…みたいに聞いたけど、本当かな

今回は、社債型種類株式のしくみとリスクです。日本取引所グループ(JPX)「社債型種類株式」と「銘柄一覧(優先株等)」で確認しました。

この記事はしくみの説明です。特定の社債型種類株式の売買をすすめるものではありません。銘柄ごとに条件が違うので、発行会社や証券会社の資料を確かめてください。投資判断はご自身の責任でお願いします。

社債型種類株式とは

主な特徴(JPXの説明)

項目 社債型種類株式 普通株式
配当 普通株より先に優先して受け取る。額はあらかじめ決まっていて、それを超える分配はない(非参加型) 配当ごとに株主総会・取締役会で決める
議決権 原則なし(種類株主総会では議決権あり) あり
会社による取得 取得条項あり。取得事由が起きると、発行価格相当の現金で会社に取得される可能性 なし

メル美議決権がないかわりに、配当は先に・決まった額だけ。会社にとっては、経営への口出しを増やさずにお金を集められるんだね

主なリスク(JPXの説明)

配当のリスク

株価のリスク

流動性のリスク

取得のリスク

税金

上場している銘柄の例(JPXの銘柄一覧)

まとめ


参考文献

  1. 日本取引所グループ. 社債型種類株式. https://www.jpx.co.jp/equities/products/preferred-stocks/outline/01.html (閲覧日:2026年10月10日)
  2. 日本取引所グループ. 銘柄一覧(優先株等). https://www.jpx.co.jp/equities/products/preferred-stocks/issues/index.html (閲覧日:2026年10月10日)

この記事は投資についての一般的な情報提供を目的としたもので、特定の銘柄・金融商品の売買をすすめるものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。