不動産投資2026年10月10日

新築マンションの「短期転売」と海外からの取得を登記で調べると:国交省の調査で、東京都の新築マンションの購入後1年以内の売買は8.8%(2024年)。国外に住所がある人の取得は東京23区で2.8%、都心6区で5.9%(2025年)。中心部ほど高いが、年によって大きく変わる

新築マンションの短期売買と、国外に住所がある人による取得の状況を、国土交通省「不動産登記情報を活用した新築マンションの取引の調査結果を公表」(令和8年9月15日)と別紙でまとめました。法務省の不動産登記情報と民間の価格データを使い、2018年1月〜2025年12月に登記された三大都市圏と地方四市の新築マンション約57万戸と約150万件の移転登記を調べたものです。購入後1年以内の売買(短期売買)の割合は、2024年に東京圏6.6%、東京都8.8%(2023年5.2%)で、大規模マンションは9.0%、それ以外は2.9%(東京23区の40㎡以上)。国外に住所がある人による新築マンションの取得は、2025年に東京都2.5%、東京23区2.8%、都心6区5.9%。国外に住所がある人が2億円以上の高額物件を活発に買ったり短期売買したりしている傾向は特に見られない、としています。

目次
  1. どんな調査?
  2. 短期売買の割合(2024年に保存登記された新築マンション)
  3. 国外に住所がある人による新築マンションの取得(2025年)
  4. 投資の目で見ると
  5. まとめ

メル美「都心の新築マンションは転売目的の人や海外の人ばかりが買っている」って聞いたの。本当なのかな?

プレ男うわさじゃなくて、ちゃんとしたデータで知りたいね

今回は、新築マンションの短期売買と、国外に住所がある人による取得の状況です。国土交通省「不動産登記情報を活用した新築マンションの取引の調査結果を公表」(令和8年9月15日)と、その別紙で確認しました。

この記事は調査結果の紹介です。物件の購入や転売をすすめるものではなく、特定の国・地域の人を評価するものでもありません。

どんな調査?

短期売買の割合(2024年に保存登記された新築マンション)

エリア 2024年 2023年
東京圏 6.6% 3.7%
東京都 8.8% 5.2%
神奈川県 4.7% 2.8%
埼玉県 4.5% 0.9%
千葉県 2.0% 0.4%
大阪府 5.1% 3.8%
兵庫県 6.7% 3.4%
愛知県 2.5% 1.0%

プレ男東京都で約11戸に1戸が、1年以内に売られてるのか。でも残りの9割以上は、そのまま持たれているんだね

国外に住所がある人による新築マンションの取得(2025年)

エリア 2025年 2024年
東京圏 1.6% —
東京都 2.5% —
東京23区 2.8% 1.6%
都心6区(千代田・中央・港・新宿・文京・渋谷) 5.9% 3.2%
大阪府 3.4% —

投資の目で見ると

まとめ


参考文献

  1. 国土交通省. 不動産登記情報を活用した新築マンションの取引の調査結果を公表(令和8年9月15日). https://www.mlit.go.jp/report/press/tochi_fudousan_kensetsugyo05_hh_000001_00276.html (閲覧日:2026年10月10日)
  2. 国土交通省. 【別紙】不動産登記情報を活用した新築マンションの取引実態の調査・分析について. https://www.mlit.go.jp/report/press/content/002022647.pdf (閲覧日:2026年10月10日)

この記事は投資についての一般的な情報提供を目的としたもので、特定の銘柄・金融商品の売買をすすめるものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。