株式投資2026年10月10日

投資信託の運用報告書の読み方:買ったあとの「通知表」。決算ごとに届く交付運用報告書で、基準価額の推移、1万口あたりの費用明細、ベンチマークとの差、組入上位の銘柄を確かめる。毎月決算型は6か月に1度

投資信託を買ったあとに届く運用報告書の読み方を、資産運用業協会「運用報告書」(投資信託を学ぼう)でまとめました。運用報告書は原則として決算ごとに作られ、保有者に交付されます(計算期間が6か月未満の毎月決算型などは6か月に1度)。2014年12月以降に決算を迎えたものから、重要な項目をまとめた「交付運用報告書」が必ず渡され、全体版は運用会社のホームページなどで見られ、請求すれば交付されます。交付運用報告書には、運用経過(基準価額の推移と変動要因、1万口当たりの費用明細、最近5年間の推移、ベンチマークとの差異、分配金)、今後の運用方針、お知らせ、ファンドの概要、代表的な資産クラスとの騰落率の比較、組入資産の内容が、この順番で書かれています。

目次
  1. 運用報告書とは
  2. 交付運用報告書の中身(この順番で書いてある)
  3. とくに見たい3か所
  4. 届かない・なくしたときは
  5. まとめ

メル美投資信託の会社から「運用報告書」が届いたけど、グラフと表ばっかり。読まずに捨てていいのかな?

プレ男値段が上がってるかどうかは、アプリで見ればわかるしね…

今回は、投資信託の運用報告書の読み方です。資産運用業協会「運用報告書」(投資信託を学ぼう)で確認しました。

この記事は読み方の説明です。特定の投資信託をすすめるものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

買う前に読む書類は投資信託の目論見書の見方、買ったあとに読むのが運用報告書です。

運用報告書とは

資産運用業協会によると、

2種類の運用報告書

2014年12月以降に決算を迎えた投資信託から、運用報告書は次の2つになりました。

交付運用報告書 運用報告書(全体版)
渡され方 必ず交付(販売会社を通じて) 運用会社のホームページなどで見られる。請求すれば必ず交付
中身 記載すべき項目のうち重要な項目 すべての項目

交付運用報告書の中身(この順番で書いてある)

項目 主な内容 見るポイント
(1) 運用経過の説明 基準価額などの推移と主な変動要因、1万口当たりの費用明細、最近5年間の基準価額などの推移、投資環境、ポートフォリオ、ベンチマークとの差異、分配金 下で説明
(2) 今後の運用方針 目論見書に書いた運用方針 方針が変わっていないか
(3) お知らせ 約款の変更、運用体制の変更など 大きな変更がないか
(4) 当該投資信託の概要 商品分類、信託期間、運用方針、主要投資対象、分配方針 —
(5) 代表的な資産クラスとの騰落率の比較 目論見書と同じ比較の最新データ ほかの資産と比べた値動き
(6) 当該投資信託のデータ 組入資産の内容、純資産、組入上位ファンド 何に投資しているか

メル美アプリで見られるのは値段だけ。費用や、何に投資してるかは運用報告書を見ないとわからないんだね

とくに見たい3か所

① 1万口当たりの費用明細

② ベンチマークとの差異

③ 分配金と基準価額

届かない・なくしたときは

まとめ


参考文献

  1. 資産運用業協会. 運用報告書(投資信託を学ぼう). https://www.imaj.or.jp/study/investmenttrust/process/report.html (閲覧日:2026年10月10日)
  2. 資産運用業協会. 投資信託のコスト(投資信託を学ぼう). https://www.imaj.or.jp/study/investmenttrust/costtax/cost.html (閲覧日:2026年10月5日)

この記事は投資についての一般的な情報提供を目的としたもので、特定の銘柄・金融商品の売買をすすめるものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。