株式投資2026年10月10日

立会外取引(ToSTNeT)とは:ふだんの売買(立会)とは別に、大口の売買や会社の自社株買いを行う東証の取引。単一銘柄・バスケット・終値・自己株式立会外買付の4種類。ニュースの「立会外で自社株買い」の意味がわかる(日本取引所グループ)

東証の立会外取引(ToSTNeT取引)を、日本取引所グループ(JPX)の「ToSTNeT取引 概要」「取引の種類」のページでまとめました。ToSTNeT(Tokyo Stock Exchange Trading NeTwork System)取引は東証の立会外取引で、1998年6月29日に始まり、2008年1月15日からオークション方式の立会市場から独立した市場になりました。立会市場で円滑に執行しにくい大口取引やバスケット取引のための取引です。単一銘柄取引(直近値の上下7%以内で相手方を指定)、バスケット取引(15銘柄以上・売買代金1億円以上)、終値取引(ToSTNeT-2、終値やVWAPで取引)、自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3、買い手を発行会社に限定した自社株買い専用)の4種類があります。立会市場への影響を抑える役割と、個人投資家にとっての意味も。

目次
  1. 立会外取引(ToSTNeT)とは
  2. 4種類の取引
  3. ToSTNeT-3(自社株買い)
  4. 個人投資家にとって
  5. まとめ

プレ男「明日の朝、ToSTNeT-3で自己株式を取得」ってニュースがあったよ。トストネット? 何それ?

メル美ふだんの株の売買とは別の取引の場所があるみたいね

今回は、東証の立会外取引(ToSTNeT取引)です。日本取引所グループ(JPX)の「ToSTNeT取引 概要」「取引の種類」のページで確認しました。

この記事はしくみの説明です。特定の株の売買をすすめるものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

立会外取引(ToSTNeT)とは

4種類の取引

取引 中身
単一銘柄取引(ToSTNeT-1) 立会市場の直近値の上下7%以内の価格で、相手を指定して取引する。最低単位から売買できる
バスケット取引(ToSTNeT-1) 構成銘柄の直近値で計算した基準代金の上下5%以内で、相手を指定して取引する。15銘柄以上かつ売買代金1億円以上から
終値取引(ToSTNeT-2) 立会市場の終値やVWAP(売買高で加重した平均価格)で取引する
自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3) 買い手を発行会社に限定した、自社株買い専用の取引

メル美大きな売買をふだんの市場でいっぺんにすると株価が大きく動いてしまうから、別の場所でするのね

ToSTNeT-3(自社株買い)

個人投資家にとって

プレ男ToSTNeT-3は、会社が自分の株を買うための専用の取引なんだ。ニュースの意味がやっとわかったよ

まとめ


参考文献

  1. 日本取引所グループ. ToSTNeT取引 概要. https://www.jpx.co.jp/equities/trading/tostnet/index.html (閲覧日:2026年10月10日)
  2. 日本取引所グループ. ToSTNeT取引 取引の種類. https://www.jpx.co.jp/equities/trading/tostnet/01.html (閲覧日:2026年10月10日)

この記事は投資についての一般的な情報提供を目的としたもので、特定の銘柄・金融商品の売買をすすめるものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。