東京の水道管の耐震化:配水管は約2万8,000km、地震に強い「耐震継手」の割合は2024年度末に52%(2035年度末に66%が目標)。首都直下地震で断水するのは給水人口の24%、復旧は14日以内の見込み。くみ置きの水は3日程度(東京都水道局)
東京都水道局の「水道管路の耐震化」(2025年2月13日更新)によると、都の配水管は約2万8,000kmあり、外部の衝撃に弱い古い鋳鉄管を強度の高いダクタイル鋳鉄管に取り替える作業は99.9%終わりました。地震で抜けにくい耐震継手の管の割合(耐震継手率)は、2024年度末の52%から2035年度末に66%にする目標です。都心南部直下地震が起きたときに断水が想定される給水人口の割合(断水率)は、2024年度末の24%から2035年度末に16%に、断水解消までの復旧日数は14日以内から13日以内にする目標です。避難所や主要な駅などへの供給ルートの耐震継手化は2022年度末におおむね完了しました。「ご家庭での備え」では、水道水を清潔でフタのできる容器に口元いっぱいまでくみ置けば、直射日光を避けて3日程度は飲み水に使えるとしています(浄水器を通した水は毎日くみ替え)。

プレ男大きな地震が来たら、東京の水道はどれくらい止まるんだろう。

メル美東京都水道局は、首都直下地震で給水人口の24%が断水すると見込んでいて、それを減らす工事をしてるんだって。
今回は、東京の水道管の耐震化です。東京都水道局の「水道管路の耐震化」と「ご家庭での備え」(どちらも2025年2月13日更新)で確認した内容をまとめました。
東京の水道管
- 都の配水管は、約2万8,000kmあります
- 衝撃に弱い古い鋳鉄管を、強くて粘りのあるダクタイル鋳鉄管に取り替える作業は、昭和40年代(1965〜1974年)から進め、99.9%終わりました
- 避難所や主要な駅などへの供給ルートの耐震継手化は、2022年度末におおむね完了しました
目標(2024年度末 → 2035年度末)
| 項目 | 2024年度末 | 2035年度末の目標 |
|---|---|---|
| 耐震継手率(地震で抜けにくい継手の管の割合) | 52% | 66% |
| 断水率(都心南部直下地震で断水する給水人口の割合) | 24% | 16% |
| 復旧日数(断水が解消するまで) | 14日以内 | 13日以内 |
- 震災時の断水率が高い地域を「取替優先地域」として、2028年度までに耐震継手化を終える方針です

プレ男いまの見込みだと、断水が直るまで14日以内なんだね。
家でできる備え(水道局の案内)
- 地震の直後にいちばん役に立つのは、くみ置きした水だとしています
- 水道水を、清潔でフタのできる容器に口元いっぱいまで入れれば、直射日光を避けて3日程度は飲み水に使えます
- 浄水器を通した水は塩素の消毒効果がないので、毎日くみ替えます。くみ替えた水は掃除や洗濯に使えます
- 1981年以前のマンションの貯水槽は、地震の揺れで壊れて断水するおそれがあるとしています

メル美浄水器の水は、くみ置きには向かないんだね。

東京都水道局によると、都心南部直下地震で断水が想定される給水人口の割合は2024年度末で24%で、2035年度末に16%にする目標です。
-
断水したときの水は災害時給水ステーション、地震の被害想定は首都直下地震の東京の被害想定もどうぞ
-
水道水の水質の目標は、東京の水道水の「おいしさ」の目標もどうぞ
まとめ
- 配水管は約2万8,000km、耐震継手率は52%(2024年度末)
- 首都直下地震の断水率24%、復旧14日以内の見込み
- 2035年度末に耐震継手率66%、断水率16%が目標
- くみ置きの水は3日程度、浄水器の水は毎日くみ替え
参考文献
- 東京都水道局. 水道管路の耐震化(2025年2月13日更新). https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/suidojigyo/suidoukanro10 (閲覧日:2026年10月12日)
- 東京都水道局. ご家庭での備え(2025年2月13日更新). https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/shinsai/sonae (閲覧日:2026年10月12日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。