幽々奇譚A Nocturnal Field Guide

Ghost StoriesNo.059

小泉八雲の怪談「葬られたる秘密」亡くなった若い母が、毎晩、二階の箪笥の前にあらわれる。着物も帯も、ぜんぶお寺におさめたのに。和尚が引き出しの底の紙をはがすと、一通の手紙が出てきた

小泉八雲『怪談(Kwaidan)』の「葬られたる秘密(A DEAD SECRET)」。丹波の国の金持ちの商人の娘・お園は、京都で教育を受けてから嫁ぎ、男の子にめぐまれますが、4年目に病気で亡くなります。葬式の夜から、お園は毎晩、二階の自分の部屋の箪笥の前にあらわれるようになりました。着物や帯をお寺におさめても、すがたは消えません。禅寺の和尚・大玄が夜通し見守ると——。英語の原文と戸川明三訳で読みます。

2026年10月10日

目次
  1. あらすじ1:京都で学んだ娘
  2. あらすじ2:箪笥の前に立つすがた
  3. あらすじ3:禅寺の和尚
  4. 秘密は、和尚とともに
  5. まとめ

メル美亡くなったお母さんの幽霊が、毎晩、箪笥の前に立ってるんだって。何が気になっていたのかな。

プレ男大事な着物とか?それとも、子どものことかな…。

今回は、小泉八雲『怪談(Kwaidan)』の「葬られたる秘密(A DEAD SECRET)」です。英語の原文をプロジェクト・グーテンベルクで、日本語訳(戸川明三訳)を青空文庫で読みました。人名・地名は戸川明三訳の漢字をいまの字体にして使い、読み(ほうむられたるひみつ)は青空文庫の図書カードによります。

あらすじ1:京都で学んだ娘

あらすじ2:箪笥の前に立つすがた

プレ男着物じゃなかったんだ…。じゃあ、何を見に来てたの?

あらすじ3:禅寺の和尚

秘密は、和尚とともに

メル美家族に見られたくない、若いころの思い出だったんだね。だれにも読ませずに焼いてくれた和尚さん、やさしいな。

最後の「恋文」は、英語の原文では a love-letter、戸川明三訳では「艶書」です。

小泉八雲の「葬られたる秘密」では、和尚が箪笥のいちばん下の引き出しの紙の下から手紙を見つけ、だれにも読ませずに焼くと約束すると、お園は二度とあらわれませんでした。

まとめ


参考文献

  1. Lafcadio Hearn. Kwaidan: Stories and Studies of Strange Things(1904年). “A Dead Secret”. Project Gutenberg. https://www.gutenberg.org/ebooks/1210 (閲覧日:2026年10月10日)
  2. 小泉八雲(戸川明三訳). 葬られたる秘密. 青空文庫. https://www.aozora.gr.jp/cards/000258/card42926.html (閲覧日:2026年10月10日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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