しあわせ家族計画

1〜5歳子どもとの時間

子どもの食べ物による窒息6年間で14歳以下80人が死亡、9割は5歳以下。ミニトマト・ぶどうは4等分、豆やナッツは5歳以下に食べさせない。節分の時期にも注意

2026年9月29日

消費者庁によると、2014〜2019年の6年間に、食べ物を誤嚥して窒息し、14歳以下の子どもが80人亡くなっていて、そのうち5歳以下が73人と9割を占めていました。硬い豆やナッツは5歳以下の子どもには食べさせない、ミニトマトやぶどうなど丸くてつるっとしたものは4等分する、食べているときは座って食べることに集中させる、泣いているときに食べ物であやさない。もしものときの応急手当とあわせてまとめました。

目次
  1. 6年間で80人が死亡、9割は5歳以下
  2. 気をつけたい食べ物
  3. 食べるときの約束
  4. もしも詰まらせたら
  5. まとめ

プレ男姉ちゃんの子(2歳)と遊ぶときに、ミニトマトやピーナッツをおやつにあげようと思ってたんだけど…。

メル美ちょっと待って!小さい子には、そのまま食べさせると危ないものがあるんだよ。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、食べ物による子どもの窒息・誤嚥(ごえん)の話です。消費者庁の注意喚起をもとにまとめました。親だけでなく、子どもと過ごすすべての大人に知ってほしいことです。

6年間で80人が死亡、9割は5歳以下

気をつけたい食べ物

消費者庁は、丸くてつるっとしたもの、粘りけが強いもの、硬くてかみ切りにくいものは、とくに窒息につながりやすいとしています。

食べ物 気をつけること
豆やナッツ類 硬くてかみ砕く必要があるので、5歳以下の子どもには食べさせない。小さく砕いても、気管に入ると肺炎や気管支炎になるおそれ
ミニトマト・ぶどう 丸いまま食べさせると窒息のおそれ。4等分する、調理してやわらかくする。ぶどうは皮も口に残るので危険といわれています
グミ・パンなど 一度にたくさん口に入れない

プレ男ピーナッツは5歳以下はダメ、ミニトマトは4等分か…。知らなかった。

食べるときの約束

実際に消費者庁に寄せられた事故の例です。

食べ物による窒息で亡くなった子どもの9割は5歳以下です。硬い豆やナッツは5歳以下に食べさせない、ミニトマトやぶどうは4等分する、食べるときは座って集中させることを心がけましょう。

もしも詰まらせたら

年齢 方法
1歳以上の幼児 まず背部叩打法(後ろから片手をわきの下に入れて胸とあごを支え、手のひらの付け根で両方の肩甲骨のあいだを強く速くたたく)。取れなければ腹部突き上げ法(後ろから両腕を回し、みぞおちの下で片手をにぎりこぶしにして上へ圧迫)
1歳未満の乳児 背部叩打法(片腕にうつぶせに乗せて顔を支え、頭を低くして背中の真ん中を平手で連続してたたく)と、胸部突き上げ法(手のひらで後頭部を支え、心肺蘇生の胸骨圧迫と同じやり方で圧迫)を、5回ずつ交互に

メル美おやつは、やわらかいバナナを小さく切ったものにしよう。応急手当のやり方も、今度一緒に見ておこうね。

まとめ


参考文献

  1. 消費者庁. 食品による子どもの窒息・誤嚥(ごえん)事故に注意!―気管支炎や肺炎を起こすおそれも、硬い豆やナッツ類等は5歳以下の子どもには食べさせないで―. https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_047/ (閲覧日:2026年9月29日)
  2. 消費者庁. 子ども安全メール Vol.656 豆類などをはじめとする食品での窒息や誤嚥に注意!(2025年1月23日). https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/child/project_001/mail/20250123/ (閲覧日:2026年9月29日)
  3. 消費者庁. 子ども安全メール Vol.549 ミニトマトや大粒のブドウは4等分しましょう!(2021年4月8日). https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/child/project_001/mail/20210408/ (閲覧日:2026年9月29日)
  4. こども家庭庁. もしもの時の「応急手当方法」(こどもの事故防止ハンドブック). https://www.cfa.go.jp/policies/child-safety-actions/handbook/content-7 (閲覧日:2026年9月29日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。