しあわせ家族計画

1〜5歳子どもとの時間

家の中の子どものやけど・転落を防ぐ熱い汁物はテーブルの中央、電気ケトルのコードに注意、2歳までは大人用ベッドを避ける。やけどは10〜20分以上冷やす

2026年9月29日

こども家庭庁の「こどもの事故防止ハンドブック」によると、0〜2歳ごろは、テーブルの熱い飲みもの・汁物、電気ケトルやポット、炊飯器の蒸気、暖房器具などでやけどが起こりやすく、0〜1歳は大人用ベッドやソファ、おむつ替えの台からの転落、1歳以上はベランダや窓からの転落に注意が必要です。家の中でできる予防の工夫と、やけどをしたときの冷やし方・救急車を呼ぶ目安をまとめました。

目次
  1. やけどを防ぐ
  2. 転落を防ぐ
  3. やけどをしてしまったら
  4. 頭を打ったら
  5. まとめ

メル美姉の子が、テーブルクロスを引っぱって、お茶をこぼしそうになったんだって。ヒヤッとしたって。

プレ男赤ちゃんって、思いもよらないところに手が届くよね…。家の中で気をつけることって何だろう。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、家の中の子どものやけど・転落の話です。こども家庭庁の「こどもの事故防止ハンドブック」をもとにまとめました。

やけどを防ぐ

原因 年齢の目安 予防の工夫
お茶・みそ汁・カップ麺 0〜2歳ごろ 熱い飲みもの・汁物はテーブルの中央に。子どもを抱っこしたまま扱わない。テーブルクロスやランチョンマットは使わない(引っぱって倒す原因に)
電気ケトル・ポット・炊飯器・ウォーターサーバー 0〜2歳ごろ ケトルやポットは倒れても中身がこぼれない製品を。コードも含めて手の届かない場所に。炊飯器の蒸気にも注意。ウォーターサーバーはチャイルドロックを確実に
暖房器具・スチーム式加湿器 0〜2歳ごろ 床置きの暖房器具は安全柵で囲む。湯たんぽや電気カーペットは長時間使わない(低温やけど)。加湿器は倒れても熱湯がこぼれない製品を
フライパン・なべ・アイロン 0〜2歳ごろ 調理後も高温。取っ手は奥に向ける。キッチンにゲートを。ヘアアイロンも使ったらすぐ片づける
ライター・花火 2〜6歳ごろ 子どもが操作しにくい機能(チャイルドレジスタンス)のあるPSCマーク付きライターを、手の届かない場所に。花火は大人が必ず付き添う
スマホなどの充電器 0〜6歳ごろ 端子の異常発熱や発火のおそれ。充電は手の届かない場所で、コンセントに差しっぱなしにしない

プレ男テーブルクロスやランチョンマットも、危ないことがあるんだ。

転落を防ぐ

場所 年齢の目安 予防の工夫
大人用ベッド・ソファ 0〜1歳ごろ 2歳になるまでは、できるだけ大人用ベッドを使わない。ソファで寝かせない。転落防止でもやわらかいクッションは周りに置かない(窒息のおそれ)
ベビーベッド・おむつ替えの台 0〜1歳ごろ ベビーベッドは常に柵を上げる。おむつ替えは事前に準備し、片づけは子どもを降ろしてから。ベルトをしても確実な転落防止にはならない
椅子・ハイチェア 0〜1歳ごろ 安全ベルトを必ず。椅子の上で立たせない、椅子で遊ばせない
階段・段差 0〜1歳ごろ ハイハイのころから転落防止の柵を。閉め忘れない、子どもが開けられないようにロック
ベランダ 1歳以上 ベランダを遊び場にしない。植木鉢や椅子など踏み台になるものを置かない。エアコンの室外機は手すりから60cm以上離すか上からつるす。子どもだけを家に残して外出しない
窓・出窓 1歳以上 補助錠やストッパーで大きく開かないように。窓の近くにベッドやソファを置かない。網戸に寄りかからないよう柵を
浴槽のふた・洗濯機の上 0〜1歳ごろ ふたの上で沐浴させたり、洗濯機の上に寝かせたりしない。寝かせるなら床など落ちる心配のない場所に

0〜2歳ごろは、テーブルの熱い汁物や電気ケトルなどでのやけど、ベッドやソファからの転落が起こりやすい時期です。熱い汁物はテーブルの中央に、2歳までは大人用ベッドを避けるなど、できる工夫から取り入れましょう。

やけどをしてしまったら

頭を打ったら

メル美姉の家のテーブルクロス、しばらくしまってもらおう。電気ケトルの置き場所も見直さなきゃね。

まとめ


参考文献

  1. こども家庭庁. やけど事故(こどもの事故防止ハンドブック). https://www.cfa.go.jp/policies/child-safety-actions/handbook/content-3 (閲覧日:2026年9月29日)
  2. こども家庭庁. 転落・転倒事故(こどもの事故防止ハンドブック). https://www.cfa.go.jp/policies/child-safety-actions/handbook/content-4 (閲覧日:2026年9月29日)
  3. こども家庭庁. もしもの時の「応急手当方法」(こどもの事故防止ハンドブック). https://www.cfa.go.jp/policies/child-safety-actions/handbook/content-7 (閲覧日:2026年9月29日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。