しあわせ家族計画

1〜5歳子どもとの時間

小学生は9〜12時間、中高生は8〜10時間厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」こども版。夜ふかしを防ぐのは、朝の光・朝ごはん・昼の運動、寝室にスマホを持ちこまないこと。4〜5歳以降は昼寝が夜の寝つきを悪くすることも

2026年10月22日

厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」こども版は、小学生は9〜12時間、中学・高校生は8〜10時間を参考に睡眠時間を確保することをすすめています(米国睡眠医学会の推奨では1〜2歳11〜14時間、3〜5歳10〜13時間)。思春期には体内時計が遅れて夜ふかし・朝寝坊になりやすく、朝の光、朝食、日中の運動、寝室にデジタル機器を持ちこまないことが予防になります。小学生以降は、起きる時刻から逆算して寝る時刻を決めるのがおすすめです。

目次
  1. 子どもの睡眠時間の目安
  2. 寝る時刻は「起きる時刻から逆算」
  3. 思春期は「夜ふかし・朝寝坊」になりやすい
  4. 夜ふかしを防ぐ5つの工夫
  5. よくある質問(ガイドのQ&Aから)
  6. まとめ

メル美上の子が小学生になって、寝るのがどんどん遅くなってきたの。何時間くらい寝ればいいんだろう?

プレ男ぼくたちと同じ7時間くらいじゃだめなのかな?

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、小学生・中高生の睡眠です。厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」の「こども版」と、子ども向けのリーフレット「Good Sleepガイド(ぐっすりガイド)こども版」をもとにまとめました。5歳未満の目安は、WHO のガイドラインを紹介した子どものスマホ・テレビは何時間まで?の記事にあります。

子どもの睡眠時間の目安

ガイドは、米国睡眠医学会(American Academy of Sleep Medicine)の推奨を紹介しています。睡眠の研究をもとに、主な睡眠研究者が成長の時期ごとに必要な睡眠時間を見積もったもので、多くの国で参考にされています。

年齢 睡眠時間の目安
1〜2歳 11〜14時間
3〜5歳 10〜13時間
小学生 9〜12時間
中学・高校生 8〜10時間

プレ男小学生で9時間以上!朝7時に起きるなら、夜10時には寝ていないといけないんだ。

寝る時刻は「起きる時刻から逆算」

思春期は「夜ふかし・朝寝坊」になりやすい

メル美休みの日に昼まで寝かせてあげるのは、やさしさのつもりだったけど、平日と同じ時間に起こしたほうがいいんだね。

夜ふかしを防ぐ5つの工夫

ガイドとリーフレットにある工夫です。

  1. 朝の光を浴びる:乳幼児は、朝起きる時刻を決めてカーテンを開け、朝食後は外で遊ぶ。小学生以降は、登校のときや学校で日光を浴びる。週末も同じ時刻に起きて、日光を浴びる
  2. 朝ごはんを食べる:朝食をとらない習慣は、体内時計を遅らせることが報告されています。夜ふかし・朝寝坊になると朝食をぬきやすくなり、それがさらに夜ふかしを強める悪循環に
  3. 昼間に体を動かす:小・中・高校生は1日60分以上体を動かし、テレビ・ゲーム・スマホなどのスクリーンタイムは2時間以下がすすめられています。ただし寝る前1時間以内の激しい運動は、かえって眠りの質を下げる可能性があります
  4. 寝室にデジタル機器を持ちこまない:電源を切って別の部屋に置く。寝そべって画面を見ると、画面が近くなり、寝つきや眠りの質が悪くなります。夜の部屋は暗めに、寝室は暗くして眠りましょう
  5. カフェインをひかえる:コーヒー、コーラ類、エナジードリンクなどの量を、できるだけ減らしましょう

高校生までは、大人よりも長い睡眠が必要です。小学生は9〜12時間、中学・高校生は8〜10時間を参考に、朝の光と朝ごはんで体内時計を整えましょう。

よくある質問(ガイドのQ&Aから)

まとめ


参考文献

  1. 厚生労働省. 健康づくりのための睡眠ガイド2023(令和6年9月18日一部修正). https://www.mhlw.go.jp/content/001305530.pdf (閲覧日:2026年10月22日)
  2. 厚生労働省(厚生労働科学研究班). Good Sleepガイド(ぐっすりガイド)こども版. https://www.mhlw.go.jp/content/001288006.pdf (閲覧日:2026年10月22日)
  3. 厚生労働省. 睡眠対策. https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/suimin/index.html (閲覧日:2026年10月22日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。