大人の教養An Evening of Culture

第二幕Act II — True Romances

結婚したら有罪だった1958年、ラビング夫妻はワシントンで結婚し、故郷バージニアで起訴された。「25年間、州に戻るな」。1967年、最高裁は全員一致で「結婚の自由は個人のもの」と判決した実話

No.1772026年10月22日

1958年6月、バージニア州に住むミルドレッド・ジーターとリチャード・ラビングは、ワシントンD.C.で結婚しました。故郷に戻ると、白人と白人でない人の結婚を禁じる州法違反で起訴され、1959年1月6日、懲役1年(25年間州を離れることを条件に猶予)の判決を受けます。夫妻は裁判を続け、1967年6月12日、連邦最高裁は「異なる人種の人と結婚する、またはしない自由は個人にあり、州が侵すことはできない」と判決しました。米国議会図書館が公開している判決文(388 U.S. 1)の原文をもとにまとめました。

目次
  1. 1958年6月、ワシントンで結婚
  2. 「25年間、州に戻るな」
  3. 9年かかった裁判
  4. 当時、16の州が禁じていた
  5. 1967年6月12日、全員一致の判決
  6. 話題にするなら
  7. まとめ

プレ男好きな人と結婚して有罪になる、なんてことが本当にあったの?

メル美アメリカでは、60年くらい前まで、肌の色がちがう人どうしの結婚を禁じる州があったんだって。

こんにちは、Dr. Taro です。 「大人の教養」の男女の実話シリーズ、今回は、アメリカの連邦最高裁判所の判決に名前を残した夫婦、ミルドレッドとリチャードのラビング夫妻です。判決の名前は「ラビング対バージニア州」(Loving v. Virginia、1967年)。米国議会図書館が公開している判決文の原文から、夫妻に起きたことをたどります。

1958年6月、ワシントンで結婚

「25年間、州に戻るな」

メル美結婚しただけで、生まれた州に住めなくなるなんて…。

9年かかった裁判

当時、16の州が禁じていた

1967年6月12日、全員一致の判決

1967年、アメリカの連邦最高裁は「異なる人種の人と結婚する、またはしない自由は個人にあり、州が侵すことはできない」と判決しました。1958年に結婚したラビング夫妻が、9年かけて勝ちとった判決です。

話題にするなら

ほかの男女の実話は、王冠を捨てた恋(エドワード8世とウォリス)もどうぞ。

まとめ


参考文献

  1. Supreme Court of the United States. Loving v. Virginia, 388 U.S. 1 (1967). United States Reports(米国議会図書館). https://tile.loc.gov/storage-services/service/ll/usrep/usrep388/usrep388001/usrep388001.pdf (閲覧日:2026年10月22日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。