大人の教養An Evening of Culture

第六幕Act VI — The Archive

細かい文字がびっしり書かれた羊皮紙の文書と、その下に、ひもでつながった丸い印章

マグナ・カルタ1215年6月15日、イングランドのジョン王が、反乱した貴族たちの要求に印を押した。「王でさえ法の上には立たない」という考えのもとになり、アメリカ合衆国憲法の「法の適正な手続き」にもつながった

No.0682026年10月10日

イングランドのジョン王が1215年6月15日、ラニーミードの野原で印を押した「マグナ・カルタ」。アメリカ国立公文書館によると、内戦をさけるために、反乱した40人の貴族の要求をのんだものでしたが、わずか10週間後、ローマ教皇がこの取り決めを無効にしてしまいます。それでもマグナ・カルタは何度も出しなおされ、「自由人は、仲間による適法な裁判か国の法によらなければ、とらえられたり罰せられたりしない」という考えは、のちのアメリカ合衆国憲法にも受けつがれました。米国立公文書館の解説で紹介します。

目次
  1. プロフィール
  2. なぜ生まれた?
  3. 何が書いてある?
  4. 「貴族」から「自由人」へ
  5. アメリカ合衆国憲法へ
  6. まとめ

プレ男「マグナ・カルタ」って、世界史で習ったけど、何が書いてあるんだっけ?

メル美「王様でも、法律には従わなきゃいけない」っていう考えのもとになった文書なんだって。

今回は、マグナ・カルタです。アメリカ国立公文書館(National Archives)のページ「Magna Carta」と「Magna Carta Legacy」を読みました。以下は、とくにことわりがなければ、この2つのページの内容です。英文の日本語訳は Claude によるものです。

プロフィール

できごと 1215年6月15日、ラニーミードの野原で、イングランドのジョン王が印を押した
相手 反乱した40人の貴族(バロン)
その後 わずか10週間後、教皇インノケンティウス3世が取り決めを無効に。イングランドは内戦に
出しなおし ジョン王の死後も、何度も出しなおされた
のこっている原本 17通(ジョン王の時代4、ヘンリー3世8、エドワード1世5)
米国立公文書館の展示 1297年版のマグナ・カルタ(のこる4通の1297年版の原本のひとつ。デイヴィッド・M・ルーベンスタイン氏の協力で展示)

細かい文字がびっしり書かれた羊皮紙の文書と、その下に、ひもでつながった丸い印章

マグナ・カルタ(1297年版、印章つき)。米国立公文書館の画像。ウィキメディア・コモンズ(パブリックドメイン)

なぜ生まれた?

何が書いてある?

プレ男「裁判なしで、つかまえたり罰したりしない」って、800年も前に書かれてたんだ!

「貴族」から「自由人」へ

アメリカ合衆国憲法へ

メル美王様と貴族の約束が、800年かけて、ふつうの人の自由を守る考えにつながったんだね。

アメリカ国立公文書館によると、マグナ・カルタは1215年6月15日、ジョン王が反乱した貴族たちの要求に印を押したもので、合衆国憲法修正第5条の「法の適正な手続き」につながったとされています。

まとめ


参考文献

  1. U.S. National Archives and Records Administration. Magna Carta(2019年4月26日最終確認). https://www.archives.gov/exhibits/featured-documents/magna-carta (閲覧日:2026年10月10日)
  2. U.S. National Archives and Records Administration. Magna Carta Legacy(2019年12月4日最終確認). https://www.archives.gov/exhibits/featured-documents/magna-carta/legacy.html (閲覧日:2026年10月10日)
  3. Magna Carta (1297 version with seal, owned by David M Rubenstein).jpg(画像の出典:米国立公文書館). Wikimedia Commons(パブリックドメイン). https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Magna_Carta_(1297_version_with_seal,_owned_by_David_M_Rubenstein).jpg (閲覧日:2026年10月10日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。