テストステロン2026年10月12日

男性の骨もホルモンで守られている:テストステロンが200ng/dL未満で骨密度が下がるという報告。男性の骨量は50歳以降に減りはじめ、70歳ごろから大きく減る。テストステロン補充は骨粗しょう症の治療薬ではない

日本泌尿器科学会と日本メンズヘルス医学会の「LOH症候群(加齢男性・性腺機能低下症)診療の手引き」(2022年)の「LOH症候群における骨粗鬆症」の章によると、男性の骨は男性ホルモン(テストステロン)そのものと、テストステロンから変わった女性ホルモン(エストロゲン)の両方に守られています。テストステロンが200ng/dL未満になると、エストロゲンも下がって骨密度が大きく下がるという報告があります。男性の骨量は50歳以降に少しずつ減りはじめ、70歳ごろから大きく減ります。テストステロン補充療法は骨密度を増やす可能性はあるものの、骨粗しょう症の治療薬としての適応はなく、必要なら骨粗しょう症の治療を並行して行います。

目次
  1. 男性の骨は2つのホルモンで守られている
  2. テストステロンが低いと骨密度も下がる
  3. 男性の骨量は70歳ごろから大きく減る
  4. テストステロン補充は骨粗しょう症の治療薬ではない
  5. 体を動かすことが骨にも効く
  6. まとめ

プレ男骨粗しょう症って、女性の病気だと思ってた。男にも関係あるの?

メル美男性ホルモンと骨って、関係があるのかな。

こんにちは、Dr. Taro です。 「メンズメディカル」から、男性の骨とテストステロンの話です。日本泌尿器科学会と日本メンズヘルス医学会の「LOH症候群(加齢男性・性腺機能低下症)診療の手引き」(2022年)の「LOH症候群における骨粗鬆症」の章をもとにまとめました。骨粗しょう症そのものは骨粗しょう症の記事にまとめています。

男性の骨は2つのホルモンで守られている

テストステロンが低いと骨密度も下がる

プレ男男性ホルモンが女性ホルモンに変わって、骨を守ってるんだ。

男性の骨量は70歳ごろから大きく減る

テストステロン補充は骨粗しょう症の治療薬ではない

テストステロン補充療法は骨密度を増やす可能性はありますが、骨粗しょう症の治療薬としての適応はありません。骨粗しょう症の治療が必要なときは、骨粗しょう症の治療を並行して行います。

体を動かすことが骨にも効く

メル美男性も、骨のために体を動かすことが大事なんだね。

まとめ


参考文献

  1. 日本泌尿器科学会, 日本メンズヘルス医学会. LOH症候群(加齢男性・性腺機能低下症)診療の手引き(2022年).「23 LOH症候群における骨粗鬆症」. https://www.urol.or.jp/lib/files/other/guideline/44_loh.pdf (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。