大人の教養An Evening of Culture

第六幕Act VI — The Archive

マーシャル・プラン(1948年)「われわれの政策は、どの国にもどの主義にも向けられたものではない。飢え、貧困、絶望、混乱に向けられたものだ」。廃墟のヨーロッパに4年で133億ドル。ただし「主導権はヨーロッパから」——米国立公文書館で読む

No.0982026年10月12日

1948年4月3日、トルーマン大統領は、のちにマーシャル・プランと呼ばれる法律に署名しました。米国立公文書館によれば、第二次世界大戦が終わった1945年、ヨーロッパの都市はこわれ、経済は荒廃し、人々は飢えに直面していました。1947年6月5日、ジョージ・マーシャル国務長官はハーバード大学の演説で、ヨーロッパの国々が自分たちの復興計画をつくり、アメリカが経済援助をすることを提案します。演説は言います。「われわれの政策は、どの国にもどの主義にも向けられたものではなく、飢え、貧困、絶望、混乱に向けられたものだ」。その後4年間で議会が計上した額は133億ドル。米国立公文書館の解説と演説のトランスクリプトで紹介します。

目次
  1. 1948年4月3日
  2. 廃墟のヨーロッパ
  3. ハーバード大学の演説(1947年6月5日)
  4. 「主導権は、ヨーロッパから」
  5. 4年間で133億ドル
  6. まとめ

プレ男「マーシャル・プラン」って、世界史で習った気がする。戦後の援助だっけ?

メル美そう。でも、もとになった演説を読むと、「援助のしかた」にこだわりがあったのがわかるよ。

この記事は、米国立公文書館(National Archives)の解説ページ「Marshall Plan (1948)」と、そこに掲載されたマーシャル国務長官の演説のトランスクリプトで確かめた内容です。英文の訳は、この記事で訳したものです。

1948年4月3日

廃墟のヨーロッパ

ハーバード大学の演説(1947年6月5日)

Our policy is directed not against any country or doctrine but against hunger, poverty, desperation, and chaos.

プレ男「痛みどめじゃなくて治療」。たとえがわかりやすい!

「主導権は、ヨーロッパから」

4年間で133億ドル

メル美お金を出すだけじゃなくて、「自分たちで計画をつくって」とたのんだんだね。

米国立公文書館によれば、マーシャル国務長官は1947年6月5日のハーバード大学の演説で、ヨーロッパの国々が再建計画をつくり、アメリカが経済援助をすることを提案しました。その後4年間で、議会は133億ドルを計上しています。

まとめ


参考文献

  1. U.S. National Archives. Marshall Plan (1948). https://www.archives.gov/milestone-documents/marshall-plan (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。