大人の教養An Evening of Culture

第一幕Act I — Love & Letters

織田作之助『夫婦善哉(めおとぜんざい)』しっかり者の元芸者・蝶子と、ぐうたらで食いしん坊な若旦那・柳吉。駆け落ちして、商売をしては失敗し、それでも最後は法善寺の「めおとぜんざい」を二人ですする

No.0992026年10月12日

織田作之助の小説『夫婦善哉』(昭和15年)。大阪・北新地の芸者・蝶子は、妻子のある化粧品問屋の若旦那・柳吉と駆け落ちします。勘当された柳吉は働かず、蝶子は臨時雇いの芸者「ヤトナ」で稼いでは貯金し、剃刀屋、関東煮屋、果物屋、カフェと店を開きますが、柳吉はたびたびお金を持ち出して遊んでしまいます。それでも二人は別れず、最後は法善寺の「めおとぜんざい」で、一人に二杯ずつ出るぜんざいをすすります。うまいもん屋の名前がつぎつぎ出てくる大阪の物語を、青空文庫の原文で紹介します。

目次
  1. 一銭天婦羅屋の娘、蝶子
  2. 若旦那・柳吉と「うまいもん屋」
  3. 駆け落ちと、ヤトナ芸者
  4. 貯めては、使われる
  5. 「天下晴れての夫婦」を夢見て
  6. 法善寺の「めおとぜんざい」
  7. まとめ

プレ男『夫婦善哉』って、大阪の夫婦の話でしょ?「めおとぜんざい」って食べ物の名前なの?

メル美そう、最後に出てくるお店の名前なんだ。そこまでが、なかなか大変な道のりなんだよ。

今回は、織田作之助の小説『夫婦善哉(めおとぜんざい)』です。青空文庫の原文(底本:ちくま日本文学全集『織田作之助』筑摩書房。初出は『海風』)で読みました。作品の末尾には「昭和十五年八月」とあります。

※この話には、夫婦げんかでの暴力や、命を絶とうとする場面がえがかれています。

一銭天婦羅屋の娘、蝶子

若旦那・柳吉と「うまいもん屋」

メル美高級なお店じゃなくて、安くてうまい店めぐり。こういうデート、ちょっといいね。

駆け落ちと、ヤトナ芸者

貯めては、使われる

プレ男柳吉、ダメすぎる…。蝶子はなんで別れないんだろう。

「天下晴れての夫婦」を夢見て

法善寺の「めおとぜんざい」

『夫婦善哉』の最後、法善寺の「めおとぜんざい」では一人に二杯ずつぜんざいが出てきます。蝶子は「一人より女夫の方がええいうことでっしゃろ」と言っています。

まとめ


参考文献

  1. 織田作之助. 夫婦善哉(底本:ちくま日本文学全集『織田作之助』筑摩書房). 青空文庫. https://www.aozora.gr.jp/cards/000040/card545.html (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。