
メル美助産師さんが中心になってお産をみてくれるところもあるんだって。どんなよさがあるのかな。

プレ男もしものときは、お医者さんとも連携するのかな。
こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、助産師が中心になるお産のケアの話です。世界保健機関(WHO)が2025年6月18日に発表した、各国が「助産師が中心になるケア」を広げるための手引きのニュースリリースをもとにまとめました。
助産師が中心になるケアとは
WHOによると、
- 妊娠・出産・産後を通じて、助産師が女性と赤ちゃんのおもなケアの担い手になるしくみです
- 女性と助産師のあいだのコミュニケーションと信頼関係を大切にし、十分な情報にもとづく本人の選択を重視します
- お産のときに動けること、呼吸の手助け、いろいろな姿勢でのお産、気持ちのささえなど、体に負担の少ない方法で女性を力づけ、体への介入をへらすことをめざします
よい点
WHOによると、
- 信頼できる助産師のケアを受けた女性は、健康な経腟分娩になりやすく、ケアへの満足度も高いことが示されています
- 熟練した助産師を誰もが利用できれば、母と赤ちゃんの死亡の60%以上を防げ、2035年までに毎年430万人の命を救えるという試算があります

信頼できる助産師のケアを受けた女性は、健康な経腟分娩になりやすく、満足度も高いとされています。必要なときは医師や看護師と連携してケアを行います。
医療の介入とのバランス
WHOによると、
- 帝王切開、陣痛の誘発、鉗子などの医療の介入は、医学的に必要なときには欠かせない、命を救うものです
- 一方で、決まりきった使い方や使いすぎは、短期・長期の健康のリスクを生みます。帝王切開が50%をこえる国もあり、医学的に必要でない処置が多いと考えられるとしています
- 助産師は自立して働きながら、医師や看護師とともにチームに組みこまれ、合併症があれば他の専門職と連携して、すべての女性と赤ちゃんに質の高いケアを届けることが必要だとしています
世界の課題
WHOによると、世界では今も何百万人もの女性が熟練した医療者のいないまま出産していて、3分の1は、WHOがすすめる8回の妊婦健診のうち4回も受けていません。母と赤ちゃんの死亡の減少は、2016年以降ほぼ止まっています。

プレ男助産師さんとお医者さんがチームでささえてくれるんだね。お産の希望を話し合える関係が大事なんだな。
日本の院内助産所の数は数字で見る日本のお産の場(2023年)、世界の帝王切開は世界の帝王切開(WHO)、お産の準備はお産の準備を見てください。
まとめ
- 助産師が中心になるケア:妊娠・出産・産後を通じて助産師がおもな担い手に
- 健康な経腟分娩になりやすく、満足度も高い
- 熟練した助産師を誰もが利用できれば、母子の死亡の60%以上を防げる試算
- 必要な医療の介入は命を救う。助産師と医師・看護師の連携が大切
参考文献
- World Health Organization. WHO calls for global expansion of midwifery models of care (News release, 18 June 2025). https://www.who.int/news/item/18-06-2025-who-calls-for-global-expansion-of-midwifery-models-of-care (閲覧日:2026年10月12日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。