世界の神話Mythos

Mesopotamian Mythology

アッカドのことわざと歌「1度も2度ももうけたのに、まだ満足しない」「ひとりでほり、ひとりではたらいた」「わたしは子牛、母牛とならんでくびきにつながれる。すきの柄は重い、もちあげよ、もちあげよ!」。古代の学生の教科書にのこった、くらしのことば

2026年10月12日

目次
  1. プロフィール
  2. 1. ことわざ
  3. 2. くらしのきまり
  4. 3. 畑仕事の歌
  5. 4. ふしぎな歌
  6. まとめ

プレ男古代メソポタミアにも、ことわざがあったの?

メル美うん。書記になる学生の教科書に、ことわざや畑仕事の歌がのっていたんだって。いまの人と同じようなことを言ってるの。

こんにちは、Dr. Taro です。 神話の解説、今回はメソポタミアのアッカドのことわざと歌です。『バビロニア・アッシリア文学』(プロジェクト・グーテンベルク)におさめられた、A.H.セイス訳「アッカドのことわざと歌」の英訳と解説を読みました。セイスは、この古いことばを「アッカド語(Accadian)」とよんでいるので、ここでもセイスの英訳の名前で紹介します。同じ本のいのりの詩はアッカドのざんげの詩へ。

プロフィール

出どころ 古いことばを学ぶための読本(教科書)。いたんでいる
使った人 アッシリア(セム系バビロニア)の学生、書記たち
書きかた 古いことばの文と、アッシリア語の訳を、ならべた2つの列に書いている
セイスの説明 書記たちが古いことばを読み、訳せなければならなかった時代につくられた
畑仕事のことば ギリシャのヘシオドス『仕事と日』のような、農業の本からとられたものもあるらしい

1. ことわざ

セイスが選んで訳したことわざから、いくつかを紹介します(かっこの中はセイスの注)。

メル美「もてばもつほど、ほしくなる」って、いまでも言うよね。人の気持ちって、昔からあまり変わらないんだ。

2. くらしのきまり

ことわざの中には、くらしのきまりのようなことばもあります。

3. 畑仕事の歌

歌の中には、畑ではたらく人の声のようなものがあります。

プレ男「もちあげよ、もちあげよ!」って、みんなで声をあわせて畑をたがやしていたのかな。

4. ふしぎな歌

セイスの英訳では、「1度も2度ももうけたのに、まだ満足しない」ということわざに、「人は、もてばもつほど、ほしくなる」という注がつけられています。

まとめ


参考文献

  1. A. H. Sayce(英訳). “Accadian Proverbs and Songs” と訳者の解説・注. In: Babylonian and Assyrian Literature. Project Gutenberg. https://www.gutenberg.org/ebooks/10887 (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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