世界の神話Mythos

Indian Mythology

アースティーカとヘビの供養父のかたきのヘビの王タクシャカをうつため、ジャナメージャヤ王はヘビたちを火によびよせる大供養をはじめた。ヘビの一族をすくったのは、母がヘビの王の妹である少年アースティーカ。少年がのぞんだほうびは「この供養を、やめてください」

2026年10月12日

目次
  1. プロフィール
  2. 1. ヘビの供養
  3. 2. ヴァースキのたのみ
  4. 3. 少年のことば
  5. 4. 「供養をやめてください」
  6. 5. 約束をまもった王
  7. まとめ

プレ男王さまの大きな儀式を、少年がとめたの!? どうやって?

メル美王さまをことばでたたえて、「ほうびをあげよう」って言わせたんだって。頭がいいよね。

こんにちは、Dr. Taro です。 神話の解説、今回はインド神話のアースティーカです。『マハーバーラタ』第1巻アーディ・パルヴァの「アースティーカの巻」第51〜58章(K.M.ガングリ英訳、プロジェクト・グーテンベルク)を読みました。ジャナメージャヤ王がかたきうちを決めるきっかけになった話はウッタンカと王妃の耳かざりへ。ヘビたちとあらそった神鳥はガルダへ。

プロフィール

ジャナメージャヤ王 パリクシット王の子。父をヘビの王タクシャカにかまれてなくした
ヘビの供養 ヘビたちの名をよび、火にひきよせる大きな儀式
タクシャカ ヘビの王。おそれてインドラのもとへにげこむ
ヴァースキ ヘビの王。一族をすくうために、妹を聖仙ジャラトカールにとつがせていた
アースティーカ ジャラトカールと、ヴァースキの妹(同じ名のジャラトカール)の子。ヴェーダにくわしい少年
アースティーカの願い 「供養を終わらせ、これ以上ヘビが火に落ちないように」

1. ヘビの供養

2. ヴァースキのたのみ

メル美お母さんの一族をまもるために、ひとりで王さまのところへ行くんだね。かっこいい!

3. 少年のことば

4. 「供養をやめてください」

5. 約束をまもった王

プレ男かたきうちにこだわっていた王さまも、さいごは約束をまもって、少年を大事にしたんだね。

ガングリ訳の『マハーバーラタ』では、アースティーカは「金も銀も牛もいりません。母の一族がすくわれるように、供養を終わらせてください」とたのみ、王はその願いをかなえました。

まとめ


参考文献

  1. Kisari Mohan Ganguli(英訳). The Mahabharata of Krishna-Dwaipayana Vyasa, Volume 1. Adi Parva, Astika Parva, Sections LI–LVIII. Project Gutenberg. https://www.gutenberg.org/ebooks/15474 (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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  1. VIVIインド神話ウッタンカと王妃の耳かざり師の妻へのお礼に、王妃の耳かざりをもらいに行った弟子ウッタンカ。ヘビの王タクシャカにうばわれた耳かざりを追って、地下のヘビの国へ。そこでは、2人の女が黒と白の糸で布を織り、6人の少年が12本の輻(や)の車輪をまわしていた
  2. IX世界の幻獣ガルダ500年も卵の中にいて、生まれるとすぐ、ヘビたちの奴隷にされた母を救いに天へ向かった鳥の王。かみそりのような回転する輪をくぐりぬけ、不死の飲みもの「アムリタ」をうばったが、自分では一滴も飲まなかった。インドラの雷を受けても、羽を1枚落としただけだった
  3. VIVIインド神話ルルとプラマドヴァラー結婚式の数日前、花嫁プラマドヴァラーはヘビにかまれて息をひきとった。森でなげく若者ルルに、天の使いは言った。「おまえの命の半分を、花嫁にゆずるなら」。ルルは、よろこんで自分の命の半分をさしだした