世界の神話Mythos

Indian Mythology

ウッタンカと王妃の耳かざり師の妻へのお礼に、王妃の耳かざりをもらいに行った弟子ウッタンカ。ヘビの王タクシャカにうばわれた耳かざりを追って、地下のヘビの国へ。そこでは、2人の女が黒と白の糸で布を織り、6人の少年が12本の輻(や)の車輪をまわしていた

2026年10月12日

目次
  1. プロフィール
  2. 1. 師へのお礼
  3. 2. 見えない王妃
  4. 3. うばわれた耳かざり
  5. 4. ヘビの国のふしぎ
  6. 5. 聖なる日にまにあう
  7. 6. 師の説明
  8. まとめ

プレ男先生の奥さんへのお礼に、王妃の耳かざり!? ずいぶん大きなお礼だね。

メル美しかも、それをヘビの王さまにぬすまれちゃうの。地下のヘビの国では、ふしぎな光景を見るんだって。

こんにちは、Dr. Taro です。 神話の解説、今回はインド神話のウッタンカです。『マハーバーラタ』第1巻アーディ・パルヴァの第3章「パウシャの巻」(K.M.ガングリ英訳、プロジェクト・グーテンベルク)を読みました。ウッタンカをたすけた神々の王はインドラ、火の神はアグニへ。

プロフィール

ウッタンカ バラモンのヴェーダに学んだ弟子
お礼の品 師の妻がのぞんだ、パウシャ王の王妃の耳かざり
期限 4日後の聖なる日。その日に、耳かざりをつけてバラモンたちの前に出たい
じゃまをした者 ヘビの王タクシャカ。耳かざりをほしがっていた
たすけた神 インドラ(雷で穴を広げた)
ヘビの国で見たもの 黒と白の糸で布を織る2人の女、6人の少年がまわす12本の輻の車輪、馬をつれた男

1. 師へのお礼

2. 見えない王妃

3. うばわれた耳かざり

メル美インドラの雷が、シャベルのかわりになったんだ! 神さまも応援してくれてたんだね。

4. ヘビの国のふしぎ

5. 聖なる日にまにあう

6. 師の説明

ウッタンカが見たもののわけを、師はこう説明しました。

プレ男黒と白の糸が夜と昼で、車輪が1年…。時間そのものを、布や車輪にたとえていたんだね。

ガングリ訳の『マハーバーラタ』では、師は、黒と白の糸は夜と昼、6人の少年がまわす12本の輻の車輪は6つの季節からなる1年だ、と説明しています。

まとめ


参考文献

  1. Kisari Mohan Ganguli(英訳). The Mahabharata of Krishna-Dwaipayana Vyasa, Volume 1. Adi Parva, Section III(Paushya Parva). Project Gutenberg. https://www.gutenberg.org/ebooks/15474 (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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  1. VIインド神話インドラ最古の聖典『リグ・ヴェーダ』の英雄。雷のつえで竜ヴリトラを倒し、とじこめられていた水を解きはなって「7つの川」を流した。注釈者は「雨がふるしくみのたとえ」と読んだ
  2. VIインド神話アグニ最古の聖典『リグ・ヴェーダ』の1番目の歌にうたわれる火の神。「わたしはアグニをたたえる、えらばれた祭官を」。2本の火きり棒の中に、はらまれた子のようにねむり、人がこすりあわせると「赤い馬のように」生まれ出る。神々と人間をむすぶ使者
  3. VIVIインド神話ルルとプラマドヴァラー結婚式の数日前、花嫁プラマドヴァラーはヘビにかまれて息をひきとった。森でなげく若者ルルに、天の使いは言った。「おまえの命の半分を、花嫁にゆずるなら」。ルルは、よろこんで自分の命の半分をさしだした