世界の神話Mythos

Greek Mythology

カエルとネズミの合戦カエルの王の背中にのって池をわたったネズミが、ヘビにおどろいた王にふりおとされた。おこったネズミたちは、豆のさやのすね当て、ランプのふたの盾、針の槍で武装する。神々はどちらの味方をするか相談するが、アテナは言った。「ネズミはわたしの衣に穴をあけたし、カエルはうるさくてねむれない」

2026年10月12日

目次
  1. プロフィール
  2. 1. 池をわたるネズミ
  3. 2. ヘビと、ふりおとされたネズミ
  4. 3. 豆のさやの武具
  5. 4. アテナのもんく
  6. 5. 1日の戦争
  7. まとめ

プレ男カエルとネズミが戦争!? 神話というより、おもしろ話?

メル美戦いの叙事詩をまねた、古代ギリシャのパロディの詩なんだって。神さまたちも出てきて、大まじめにふざけているの(笑)。

こんにちは、Dr. Taro です。 神話の解説、今回はギリシャの『カエルとネズミの合戦』です。ヒュー・G・エヴリン=ホワイト訳『ヘシオドス、ホメロス風賛歌とホメリカ』(1914年、プロジェクト・グーテンベルク)におさめられた『カエルとネズミの合戦』を読みました。同じ本の話はホメロスとヘシオドスの歌くらべへ。神々の会議に出てくる女神はアテナへ。

プロフィール

詩の名 『カエルとネズミの合戦』(バトラコミュオマキア)。ホメロスの作と言われてきたが、エヴリン=ホワイトによると、スーダ(辞典)は作者をカリアのピグレスとしている
エヴリン=ホワイトの説明 「戦いの叙事詩のパロディ」。武者たちのふうがわりな武具の一覧がおもしろい
パフ・ジョー カエルの王(英訳の名は Puff-jaw「ふくらみあご」)。池じゅうでうやまわれている
クラム・スナッチャー ネズミ(英訳の名は Crumb-snatcher「パンくずひろい」)。父はブレッド・ニブラー(パンかじり)
ネズミの武具 豆のさやのすね当て、ランプのふたの盾、針の槍、豆のからのかぶと
カエルの武具 ゼニアオイの葉のすね当て、キャベツの葉の盾、イグサの槍、カタツムリのからのかぶと
結末 ゼウスがおくったカニの軍勢に、ネズミたちはにげだし、「1日の戦争」はおわった

1. 池をわたるネズミ

2. ヘビと、ふりおとされたネズミ

メル美こわくなって、友だちをおいてにげちゃった…。そこから戦争になっちゃうんだね。

3. 豆のさやの武具

4. アテナのもんく

プレ男女神アテナが、借金の利息になやんでいる(笑)。神さまがこんなことを言うなんて、たしかにパロディだね!

5. 1日の戦争

エヴリン=ホワイト訳の『カエルとネズミの合戦』では、アテナが「ネズミはわたしの衣に穴をあけ、カエルはさわいでわたしをねむらせなかった。神々よ、見物していましょう」と言っています。

まとめ


参考文献

  1. Hugh G. Evelyn-White(英訳). Hesiod, the Homeric Hymns, and Homerica(1914年). “The Battle of Frogs and Mice” と序論(The Burlesque Poems). Project Gutenberg. https://www.gutenberg.org/ebooks/348 (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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  1. IIギリシャ神話ホメロスとヘシオドスの歌くらべ「人が神々にいのるべき、いちばんよいことは?」「いつも自分自身とやすらかであること」。どんななぞかけにもみごとに答えたホメロス。けれども王が冠をあたえたのは、「平和と畑仕事」を歌ったヘシオドスだった
  2. Iギリシャ神話アテナ父ゼウスの頭から、金のよろいを着て槍をふりながら飛び出した知恵と戦いの女神。怒りで剣をぬきかけたアキレウスの髪をうしろからつかみ、ポセイドンとは町の守り神の座をオリーブの木であらそった
  3. Iギリシャ神話ゼウス父にのみこまれるはずが、身代わりの石で助かった末っ子。雷を武器に神々の王となり、「わたしがうなずけば、取り消しはない」。神々全員で金の鎖を引いても、天から引きおろせない