世界の神話Mythos

Indian Mythology

バラタ王と子ジカ王位も家族もすてて修行していた王バラタは、川で助けた子ジカをかわいがるうちに、子ジカのことしか考えられなくなった。シカに生まれかわり、さらにバラモンに生まれかわったバラタは、こしをかつぐ人足として、王に「わたしとは何か」を語る

2026年10月12日

目次
  1. プロフィール
  2. 1. 川の子ジカ
  3. 2. 子ジカのことばかり
  4. 3. シカに生まれかわる
  5. 4. わざと遠ざけられる
  6. 5. こしをかつぐ人足
  7. まとめ

プレ男子ジカをかわいがりすぎて、シカに生まれかわっちゃった!? どういうこと?

メル美インドでは、死ぬときに心にあったものが、次の生まれかわりにつながると考えられていたんだって。そのあとの話が、とても深いの。

こんにちは、Dr. Taro です。 神話の解説、今回はインド神話のバラタ王と子ジカです。『ヴィシュヌ・プラーナ』第2部第13章(M.N.ダット英訳、1896年、プロジェクト・グーテンベルク)を読みました。この話は、聖仙パラーシャラが、弟子マイトレーヤに語る形で書かれています。同じ『ヴィシュヌ・プラーナ』の話はドゥルヴァとプリトゥへ。

プロフィール

バラタ 地をおさめた王。王国も、むすこも妻もすてて、聖地サーラグラーマで修行した
修行 いつもヴィシュヌの名をとなえ、夢の中でも、ほかのことばは口にしなかった
子ジカ マハーナディー川で、流されそうになったのを助けた
生まれかわり シカに生まれかわり、そのあとバラモンに生まれかわった。どちらも前の生をおぼえていた
人足として ソーヴィーラの王のこしをかつぐ役にかりだされた
王への問い 「わたしは疲れていない。こしをかついでいるのは、わたしではない」

1. 川の子ジカ

2. 子ジカのことばかり

メル美家族も国もすてたのに、子ジカだけは手ばなせなかったんだね…。気持ちはよくわかるな。

3. シカに生まれかわる

4. わざと遠ざけられる

5. こしをかつぐ人足

プレ男王さまが、人足の話を聞いて、こしからおりたんだ! 見た目だけで人をきめつけちゃいけないってことだね。

ダット訳の『ヴィシュヌ・プラーナ』では、バラタは死ぬとき子ジカだけを見ていたため、前の生をおぼえたシカとして生まれかわった、と語られています。

まとめ


参考文献

  1. Manmatha Nath Dutt(英訳). A Prose English Translation of Vishnupuranam(Calcutta, 1896). Part II, Section XIII. Project Gutenberg. https://www.gutenberg.org/ebooks/66208 (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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  3. VIインド神話ヴィシュヌ『リグ・ヴェーダ』では「3歩で世界をはかった」大またの神。『バガヴァッド・ギーター』では、正しさがおとろえるたびに、すがたをとって生まれてくると語られる