世界の神話Mythos

Celtic Mythology

クリーナの波美しすぎて故郷にいられなくなった王子キーヴァーン。小舟で海に出た王子を、9つの波のあいだ海にもぐり、10番めの波で少しもぬれずにあらわれる騎手が、約束の地へつれていく。そこで出会った金髪の乙女クリーナと逃げた王子だが…

2026年10月12日

目次
  1. プロフィール
  2. 1. ふるさとを出る王子
  3. 2. 波の騎手
  4. 3. 9本の柳の枝
  5. 4. クリーナの波
  6. まとめ

プレ男美しすぎて、ふるさとにいられなくなった!? モテすぎるのも大変なんだね…。

メル美その王子が、海の神さまの国で出会った乙女の名前が、アイルランドの「波」の名前になったんだって。

こんにちは、Dr. Taro です。 神話の解説、今回はケルト神話(アイルランド)のクリーナの波です。グレゴリー夫人『神々と戦士たち』(1904年、プロジェクト・グーテンベルク)の第1部第4巻第12章「クリーナの波」を読みました。この章は、海の神マナナーンの国をたずねた人々の話のひとつです。同じ本の妖精の国の話はロイガレと喜びの野へ。

プロフィール

キーヴァーン 英訳では Ciabhan of the Curling Hair(巻き毛のキーヴァーン)。アルスターの王の子。そのころ世界でいちばん美しい若者
時代 フィアナ(フィンのひきいる戦士団)の時代
ふしぎな騎手 金の手綱の、黒みがかった灰色の馬に乗る。9つの波のあいだ海にもぐり、10番めの波で、ぬれずにあらわれる
約束の地 ティール・タルンギレ。マナナーンの都がある
クリーナ 英訳では Cliodna of the Fair Hair(金髪のクリーナ)。マナナーンの国のドルイドの長ゲヴァンの娘
クリーナの波 クリーナをさらった波。その名でよばれ、長く語りつがれる

1. ふるさとを出る王子

2. 波の騎手

メル美海の中を馬で走って、ぜんぜんぬれないなんて! 海の神さまの国の人なんだね。

3. 9本の柳の枝

4. クリーナの波

プレ男やっといっしょになれたのに、波にさらわれちゃうなんて…。せつないお話だね。

グレゴリー夫人の本では、マナナーンの館の人々が追ってきて、ねむらされたクリーナを大きな波がさらい、その波はクリーナの名でよばれるようになった、と語られています。

まとめ


参考文献

  1. Lady Augusta Gregory. Gods and Fighting Men: The Story of the Tuatha de Danaan and of the Fianna of Ireland(1904年). Part One, Book Four, Chapter XII(Cliodna’s Wave). Project Gutenberg. https://www.gutenberg.org/ebooks/14465 (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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  1. IVケルト神話マナナーン海の神「リルの子」。負けたダーナ神族のために、人には見えない壁で丘をかくした魔法の名人。「あなたには澄んだ海でも、わたしの車からは花の野原」と歌い、英雄ブランを「女たちの国」へみちびいた
  2. IVIVケルト神話ロイガレと喜びの野霧の中からあらわれた妖精の国の戦士に助けをもとめられ、王子ロイガレは50人の仲間と湖の中へ。1年後、ふるさとにもどったロイガレは、馬からおりずに言った。「あちらでは、雨のかわりにビールがふる。王国のすべてをもらっても、妖精の国のひと晩とはかえない」
  3. IVIVケルト神話赤髪のコンラと妖精の女王子コンラの前に、ふしぎな服の女があらわれた。「死のない国へ、いっしょに行きましょう」。姿はコンラにしか見えず、ドルイドの呪文が女を追いはらったが、女はリンゴを1つ投げた。1か月、コンラはそれだけを食べたが、リンゴはへらなかった