世界の神話Mythos

Greek Mythology

デメテルむすめペルセポネをさがして老婆の姿で人間の町へ。エレウシスの王子を火の中で不死にしようとして母親にさけばれ、正体をあらわす。神殿にこもると、大地は1粒の芽も出さず、神々もこまりはてた

2026年10月10日

赤い絵の水がめ。まん中で、翼と蛇のついた車に乗った若者が穂を持ち、両わきに女神たちが立っている
ニオビデスの画家「水がめ(ヒュドリア)」紀元前460〜450年ごろ、ギリシャ・アッティカ。テラコッタ。メトロポリタン美術館所蔵(パブリックドメイン)。美術館の分類では、デメテルとペルセポネと車
目次
  1. プロフィール
  2. 1. 老婆の姿で、人間の町へ
  3. 2. わらわせたイアンベと、ミントの飲みもの
  4. 3. 火の中の王子
  5. 4. 芽の出ない1年
  6. 5. エレウシスの秘儀
  7. まとめ

プレ男デメテルって、ペルセポネのお母さんだよね。季節ができた話の。

メル美そう。今回はお母さんのほうから見た話。人間の町で乳母をしていたんだって。

こんにちは、Dr. Taro です。 神さまの解説、今回はギリシャ神話のデメテルです。『ホメロス風讃歌』第2歌「デメテルへ」(H.G.エヴリン=ホワイト訳、1914年、プロジェクト・グーテンベルク)の英訳を読みました。むすめの側から見た話はペルセポネへ。

赤い絵の水がめ。まん中で、翼と蛇のついた車に乗った若者が穂を持ち、両わきに女神たちが立っている

ニオビデスの画家「水がめ(ヒュドリア)」紀元前460〜450年ごろ、ギリシャ・アッティカ。テラコッタ。メトロポリタン美術館所蔵(パブリックドメイン)。美術館の分類では、デメテルとペルセポネと車

プロフィール

立場 穀物と実りの女神。「季節をもたらす者、よい贈りものをあたえる者」
家族 父クロノス、母レア。きょうだいにゼウス、ハデス、ポセイドンなど。むすめペルセポネ
聖地 アテナイの近くのエレウシスの神殿
人間の姿のときの名 「ドソ」(クレタから来た老婆と名のった)
よび名 「デオ」

1. 老婆の姿で、人間の町へ

2. わらわせたイアンベと、ミントの飲みもの

メル美悲しみにくれる女神を、じょうだんでわらわせた人がいたんだ。

3. 火の中の王子

プレ男お母さんがさけばなければ、王子は不死の神になれたのか…。

4. 芽の出ない1年

5. エレウシスの秘儀

『ホメロス風讃歌』では、悲しみで何も口にしなかったデメテルを、イアンベがたくさんのじょうだんでわらわせています。

まとめ


参考文献

  1. Homeric Hymns, II. To Demeter(英訳:Hugh G. Evelyn-White、1914年). Hesiod, the Homeric Hymns, and Homerica. Project Gutenberg. https://www.gutenberg.org/ebooks/348 (閲覧日:2026年10月10日)
  2. メトロポリタン美術館. Niobid Painter, Terracotta hydria: kalpis (water jar), ca. 460–450 BCE(41.162.98、パブリックドメイン). https://www.metmuseum.org/art/collection/search/254270 (閲覧日:2026年10月10日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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  1. Iギリシャ神話ペルセポネとザクロの実花をつんでいた娘を、冥界の王ハデスが連れ去った。母デメテルが悲しむと、大地に実りがなくなった。ザクロの種を食べてしまったので、1年の3分の1は冥界へ——春が来ると、地上にもどる
  2. Iギリシャ神話ハデスくじ引きで「うす暗い闇」を引いた、ゼウスの兄。地の底の館の門には、入る者にはしっぽをふり、出ようとする者は食べてしまう番犬。神々の大げんかで大地がゆれると、冥界が見えてしまうと王座からとびあがった
  3. Iギリシャ神話ゼウス父にのみこまれるはずが、身代わりの石で助かった末っ子。雷を武器に神々の王となり、「わたしがうなずけば、取り消しはない」。神々全員で金の鎖を引いても、天から引きおろせない