世界の神話Mythos

Greek Mythology

ペルセポネとザクロの実花をつんでいた娘を、冥界の王ハデスが連れ去った。母デメテルが悲しむと、大地に実りがなくなった。ザクロの種を食べてしまったので、1年の3分の1は冥界へ——春が来ると、地上にもどる

2026年10月5日

焼きものの浮き彫り板。長い衣の女性が、柱のそばで寝台の上に布を広げ、その下にニワトリがいる
「花嫁の寝台をととのえるペルセポネの奉納板(ピナクス)」紀元前490〜450年ごろ、南イタリアのロクリ・エピゼピュリイ。テラコッタ。クリーブランド美術館所蔵(CC0)。美術館の解説では、ロクリでペルセポネ(コレー)にささげられた奉納板のひとつ
目次
  1. プロフィール
  2. 花畑で連れ去られる
  3. たいまつを手に、9日間
  4. 実りのない、おそろしい1年
  5. ザクロの種
  6. 3分の1は冥界、春になると地上へ
  7. まとめ

メル美ギリシャ神話には、「季節がある理由」を説明する話があるんだって。

プレ男季節の理由?どんな話なの?

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、ギリシャ神話の女神ペルセポネです。『ホメロス風讃歌』第2歌「デメテル讃歌」(H.G.エヴリン=ホワイト訳、1914年)の英訳を、Perseusデジタル図書館で読みました。

焼きものの浮き彫り板。長い衣の女性が、柱のそばで寝台の上に布を広げ、その下にニワトリがいる

「花嫁の寝台をととのえるペルセポネの奉納板(ピナクス)」紀元前490〜450年ごろ、南イタリアのロクリ・エピゼピュリイ。テラコッタ。クリーブランド美術館所蔵(CC0)。美術館の解説では、ロクリでペルセポネ(コレー)にささげられた奉納板のひとつ

プロフィール

名前 ペルセポネ
母 実りの女神デメテル(英訳では Deo とも)
父 ゼウス
夫 冥界の王ハデス(英訳では Aidoneus、「多くの者の主」)
出典 『ホメロス風讃歌』第2歌「デメテル讃歌」

花畑で連れ去られる

たいまつを手に、9日間

プレ男お父さんが勝手に決めてたなんて…。お母さん、怒るよね。

実りのない、おそろしい1年

ザクロの種

メル美たった1粒のザクロの種で…!

3分の1は冥界、春になると地上へ

「デメテル讃歌」によると、ペルセポネは冥界でザクロの種を食べたため、1年の3分の1は冥界で、3分の2は母のもとで暮らすことになりました。

まとめ


参考文献

  1. Homeric Hymn 2 to Demeter(英訳:Hugh G. Evelyn-White、1914年). Perseus Digital Library. https://www.perseus.tufts.edu/hopper/text?doc=Perseus:text:1999.01.0138:hymn=2 (閲覧日:2026年10月5日)
  2. The Cleveland Museum of Art. Votive Plaque (Pinax) with Persephone Making her Bridal Bed, c. 490–450 BCE(2023.103、CC0). https://clevelandart.org/art/2023.103 (閲覧日:2026年10月9日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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