
プレ男羽衣をかくされて帰れなくなる話って、日本の「羽衣伝説」だよね?

メル美中国の『捜神記』にも、とてもにた話があるんだって。短いけれど、最後がちょっとちがうの。
こんにちは、Dr. Taro です。 神話の解説、今回は中国の羽衣の娘です。晋の干宝が書いた『捜神記(そうじんき)』第14巻の原文(ウィキソース)を読みました。同じ『捜神記』の、天の織女の話董永と天女もどうぞ。中国神話の全体は中国神話の入門へ。
プロフィール
| 場所 | 豫章の新喩県 |
| 娘たち | 田んぼにいた6〜7人。みな毛の衣(羽の衣)を着た鳥 |
| 男がしたこと | 1人がぬいだ衣をかくした |
| 衣のかくし場所 | 稲をつんだ山の下 |
| 子 | 3人の娘 |
1. 田んぼの娘たち
- 豫章の新喩県の男が、田んぼの中に6〜7人の娘がいるのを見つけました。みな毛の衣を着ていて、男は、それが鳥だとは知りませんでした
- 男ははってしのびより、1人がぬいでいた衣をとって、かくしました。それから娘たちのほうへ行くと、鳥たちはそれぞれ飛びさりましたが、1羽だけ飛びたてませんでした
- 男はその娘を妻にしました

メル美衣をかくして、帰れなくしたうえで妻にするなんて…。本人の気持ちはどうだったんだろう。
2. 稲の山の下
- ふたりのあいだには、3人の娘が生まれました
- のちに、母は娘に、父へ衣のありかをたずねさせました。そして、衣がつみあげた稲の山の下にあると知りました
- 母は衣を見つけると、それを着て飛びさりました
3. むかえにきた母
- しばらくして、母は娘たちをむかえにきました。娘たちも、また飛んでいった、と書かれています

プレ男お母さん、娘たちのことはわすれてなかったんだ。むかえにくるところが、日本の話とちがうのかな。

『捜神記』では、母は娘から衣が稲の山の下にあると聞いて、衣を着て飛びさり、のちに娘たちもむかえにきて、娘たちも飛んでいったと書かれています。
まとめ
- 豫章の男は、田んぼで羽の衣を着た鳥の娘たちを見つけ、1人の衣をかくして妻にした
- 3人の娘が生まれた
- 母は、娘から衣が稲の山の下にあると聞き、衣を着て飛びさった
- のちに母は娘たちもむかえにきて、娘たちも飛んでいった
- 天の織女の話董永と天女、七夕の牽牛と織女、中国神話の入門もどうぞ
参考文献
- 干寶『搜神記』第十四卷(豫章新喻縣の男の条). ウィキソース. https://zh.wikisource.org/wiki/搜神記/第14卷 (閲覧日:2026年10月10日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。


