世界の神話Mythos

Chinese Mythology

伏羲と神農ヘビの体と人の頭をもち、天と地を見て八卦をえがき、網を作って狩りと漁を教えた伏羲。人の体に牛の頭をもち、すきとくわを作って農業を教え、赤いむちで草木を打って百草をなめ、薬のはじまりをひらいた神農

2026年10月10日

絹にかかれた掛け軸。長い白いひげの老人が、ゆったりした衣を着て、胸の前で手を組んでいる。右に文字と印がある
狩野探幽「神農像」1665年、日本・江戸時代。三幅対の1幅、絹本着色(部分を切り出し)。メトロポリタン美術館所蔵(パブリックドメイン)
目次
  1. プロフィール
  2. 1. 天と地を見て、八卦をえがく(伏羲)
  3. 2. 竜のしるしと、名前のいわれ(伏羲)
  4. 3. 耕すことを教える(神農)
  5. 4. 百草をなめて、薬をひらく(神農)
  6. 5. 『三皇本紀』という本
  7. まとめ

プレ男神農って、漢方の神さまって聞いたことある!

メル美中国の古い本では、草を自分でなめて薬を見つけた帝王なんだって。その前の帝王・伏羲といっしょに見てみよう。

こんにちは、Dr. Taro です。 神話の解説、今回は中国神話の伏羲(ふっき)と神農(しんのう)です。唐の司馬貞が『史記』のはじめにおぎなった『三皇本紀』と、『易経』繋辞下伝の原文(ウィキソース)を読みました。中国神話の全体は中国神話の入門へ。

絹にかかれた掛け軸。長い白いひげの老人が、ゆったりした衣を着て、胸の前で手を組んでいる。右に文字と印がある

狩野探幽「神農像」1665年、日本・江戸時代。三幅対の1幅、絹本着色(部分を切り出し)。メトロポリタン美術館所蔵(パブリックドメイン)

プロフィール

伏羲 神農
よび名 太皞(たいこう)、庖犧(ほうぎ)、宓羲(ふっき) 炎帝、神農氏
すがた ヘビの体に、人の頭 人の体に、牛の頭
母 華胥(かしょ)。雷沢で大きな人の足あとをふんで、伏羲を生んだ 女登(じょとう)。神竜に感じて神農を生んだ
徳 木の徳 火の徳
したこと 八卦をえがく、文字を作る、網で狩りと漁を教える すき・くわで耕すことを教える、百草をなめて医薬をひらく、市場をひらく
都 陳 はじめ陳、のちに曲阜

1. 天と地を見て、八卦をえがく(伏羲)

『易経』繋辞下伝と『三皇本紀』です。

2. 竜のしるしと、名前のいわれ(伏羲)

プレ男伏羲も女媧も、ヘビの体に人の頭なんだ!

3. 耕すことを教える(神農)

4. 百草をなめて、薬をひらく(神農)

メル美「百草をなめて医薬のはじまり」って、まさに薬の神さまだね。

5. 『三皇本紀』という本

司馬貞『三皇本紀』によると、神農は赤いむちで草木を打ち、はじめて百草をなめて、医薬のはじまりをひらきました。

まとめ


参考文献

  1. 司馬貞『三皇本紀』(唐). ウィキソース. https://zh.wikisource.org/wiki/三皇本紀 (閲覧日:2026年10月10日)
  2. 『周易』繫辭下. ウィキソース. https://zh.wikisource.org/wiki/周易/繫辭下 (閲覧日:2026年10月10日)
  3. メトロポリタン美術館. Kano Tan’yū, Portrait of Emperor Shennong, 1665(14.76.27、パブリックドメイン). https://www.metmuseum.org/art/collection/search/45699 (閲覧日:2026年10月10日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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