世界の神話Mythos

Norse Mythology

神々の12の館トールのスルーズヘイム、フレイのアールヴヘイム、銀の屋根のヴァーラスキャールヴ、黄金にかがやくヴァルハラ…。火のあいだにすわらされたオーディンが「グリームニル」の名で語った、神々のすまいの一覧

2026年10月12日

目次
  1. プロフィール
  2. 1. 火のあいだのグリームニル
  3. 2. ウルとフレイと銀の館
  4. 3. ヴァルハラ
  5. 4. スカジとバルドルとヘイムダル
  6. 5. フレイヤ、フォルセティ、ニョルズ
  7. まとめ

プレ男北欧の神さまたちって、どんな家にすんでいたの?

メル美オーディンが「グリームニル」と名のって、神さまたちの館をひとつずつ紹介する詩があるんだって。銀の屋根や金の柱の館もあるの。

こんにちは、Dr. Taro です。 神話の解説、今回は北欧神話の神々の12の館です。ヘンリー・アダムズ・ベローズ英訳『古エッダ』(プロジェクト・グーテンベルク)の「グリームニルの歌」の第4〜17節を読みました。この詩のはじまり(オーディンとフリッグのかけ)はフリッグへ。オーディンについてはオーディンへ。

プロフィール

番 館 すむ神と、詩のことば
― スルーズヘイム トール。神々がほろびる日まで、ここにすむ
1 ユーダリル ウルが自分の館をたてたところ
2 アールヴヘイム むかし、神々がフレイに「歯がためのおくりもの」としてあたえた
3 ヴァーラスキャールヴ 神々が銀でふいた館。むかし、ある神が自分のためにたてた
4 セックヴァベック 冷たい波がながれる。オーディンとサーガが、毎日金の杯で飲む
5 グラズヘイム 金にかがやくヴァルハラがある。オーディンが毎日、戦いでたおれた者をえらぶ
6 スリュムヘイム 巨人スィアチがすんでいた。いまは、その娘スカジがすむ
7 ブレイザブリク バルドルの館。わざわいのない、美しい土地
8 ヒミンビョルグ ヘイムダル。天の見はり番が、よい蜜酒を飲む
9 フォールクヴァング フレイヤが、館の席をだれがとるかを決める。たおれた者の半分をえらぶ
10 グリトニル フォルセティ。柱は金、屋根は銀。あらそいをすべておさめる
11 ノーアトゥーン ニョルズ。罪のない人々の王が、高い神殿にすわる
― ヴィーズィ ヴィーザルの土地。木と、高い草がしげる

1. 火のあいだのグリームニル

2. ウルとフレイと銀の館

メル美波の音がきこえる館で、毎日金の杯でお茶…じゃなくて飲みもの。すてきなすまいだね。

3. ヴァルハラ

4. スカジとバルドルとヘイムダル

5. フレイヤ、フォルセティ、ニョルズ

プレ男あらそいをおさめる神さまの館は、金の柱に銀の屋根。いちばん平和そうな館だね。

ベローズ訳の「グリームニルの歌」では、「10めはグリトニル。柱は金で、屋根は銀。フォルセティは、ほとんどの日をそこですごし、あらゆるあらそいをおさめる」と歌われています。

まとめ


参考文献

  1. Henry Adams Bellows(英訳). The Poetic Edda. “Grimnismol: The Ballad of Grimnir”, stanzas 4–17. Project Gutenberg. https://www.gutenberg.org/ebooks/73533 (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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  1. II北欧神話オーディン知恵の泉の水を飲むため、片目を差し出した神々の父。毎朝2羽のカラスを世界に飛ばし、ルーン文字を手に入れるため、風のふく木に9夜つるされた。食べるのはワインだけ、肉は2匹の狼に
  2. II北欧神話フリッグオーディンの妻で、人の運命を知っていても語らない女神。夫と「どちらの育て子がりっぱな王か」の賭けをし、侍女フッラを送って、旅人に化けたオーディンをつかまえさせた。わが子バルドルが死ぬと、フェンサリルの館でさめざめと泣いた
  3. II北欧神話世界樹ユグドラシル枝は全世界にひろがり天の上まで。3本の根の下には、オーディンが片目と引きかえに水を飲んだ「知恵の泉」。根をかじる竜、悪口を運ぶリス、運命の女神ノルンたち