世界の神話Mythos

Norse Mythology

グロッティの石臼のぞむものを何でもひきだす、ふしぎな石臼。フロジ王は巨人の娘フェニヤとメニヤに、金と平和と幸せをひかせ、休むことをゆるさなかった。娘たちが歌いながらひきだしたのは…。海の水がしょっぱくなったわけ

2026年10月12日

目次
  1. プロフィール
  2. 1. フロジの平和
  3. 2. ふしぎな石臼
  4. 3. グロッティの歌
  5. 4. 海はしょっぱくなった
  6. まとめ

プレ男なんでも出てくる石臼!? 日本の昔話にもそんなのなかったっけ?

メル美北欧にもあるんだって。しかも、海の水がしょっぱいわけを説明するお話なの。

こんにちは、Dr. Taro です。 神話の解説、今回は北欧神話のグロッティの石臼です。ラスマス・B・アンダーソン英訳『新エッダ(スノッリのエッダ、散文のエッダ)』(プロジェクト・グーテンベルク)の「なぜ金はフロジの粉とよばれるのか」と「グロッティの歌」を読みました。歌に名前が出てくる巨人はフルングニルと、イズンをさらったスィアチへ。

プロフィール

グロッティ デンマークで見つかった2つの大きな石臼。ひく人がもとめるものを、何でもひきだす
フロジ王 オーディンの子スキョルドの孫。北の国でいちばん力のある王
フロジの平和 だれも人をきずつけず、どろぼうもいなかった時代
フェニヤとメニヤ スウェーデンの王から買われた、大きく力の強い2人の娘。山の巨人の娘たち
ミューシング 海の王。フロジをおそい、石臼と2人をつれさった
金のよび名 このため、金は詩で「フロジの粉」とよばれる

1. フロジの平和

2. ふしぎな石臼

メル美平和をひかせているのに、ひいている2人には休みもあげないなんて…。それって、ほんとうの平和なのかな。

3. グロッティの歌

2人は、ひきながら「グロッティの歌」を歌いました。

4. 海はしょっぱくなった

プレ男だから海はしょっぱいんだ! 「もっと、もっと」ってよくばると、ろくなことにならないね。

アンダーソン訳の『新エッダ』では、ミューシングに塩をひかされつづけた石臼は船ごと海にしずみ、そこにうず潮ができて、海の水はしょっぱくなった、と語られています。

まとめ


参考文献

  1. Rasmus B. Anderson(英訳). The Younger Edda; Also called Snorre’s Edda, or The Prose Edda. “Why is gold called Frode’s meal?” と “The Grottesong”. Project Gutenberg. https://www.gutenberg.org/ebooks/18947 (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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  1. II北欧神話フルングニル心臓も頭も盾も石でできた、巨人いちばんの強者。トールとの決闘で、トールのハンマーと巨人の砥石が空中でぶつかり、砥石のかけらはトールの頭にささったまま。生まれて3晩の息子マグニが、トールを助けだした
  2. II北欧神話イズンとリンゴ神々が年をとると食べて若がえる、イズンの箱のリンゴ。ロキにだまされて森へさそいだされたイズンは、ワシに化けた巨人にさらわれた。神々はみるみる白髪になり、ロキはタカに化けて、イズンをクルミに変えてつれもどした
  3. II北欧神話成り立ちと大まかなあらすじ伝えたのは、13世紀アイスランドの政治家スノッリの『エッダ』。氷と炎のあいだで生まれた巨人ユミルの体から世界が作られ、神々の国アースガルズ、そして最後の日ラグナロクへ