世界の神話Mythos

Japanese Mythology

一言主の大神葛城山で、雄略天皇の行列とそっくりの行列があらわれた。服も人も、問いかける言葉まで同じ。天皇が弓に矢をつがえると、むこうも矢をつがえた。「悪いことも一言、よいことも一言で言いわける神、葛城の一言主の大神だ」

2026年10月10日

目次
  1. プロフィール
  2. 1. そっくりの行列
  3. 2. 矢をつがえて
  4. 3. おそれかしこむ天皇
  5. 4. 『日本書紀』の一事主神
  6. まとめ

プレ男自分とそっくりの行列が山の上にあらわれたら、こわくない?

メル美雄略天皇は、それで神さまに出会ったんだって。言葉もまねされちゃうの。

こんにちは、Dr. Taro です。 神話の解説、今回は日本神話の一言主(ひとことぬし)の大神です。『古事記』下巻の雄略天皇の段を武田祐吉の現代語訳(青空文庫)で、『日本書紀』巻第十四(雄略天皇4年)を原文(ウィキソース)で読みました。日本神話の全体は日本神話の入門へ。

プロフィール

名前 葛城の一言主の大神(『日本書紀』では一事主神)
すまい 葛城山
名のり 「悪いことも一言、よいことも一言、言いわける神」(『古事記』)
出会った天皇 雄略天皇
すがた 天皇の行列とそっくりの姿であらわれた

1. そっくりの行列

『古事記』下巻です。

メル美こだまみたいに、同じ言葉がかえってくるんだ!

2. 矢をつがえて

3. おそれかしこむ天皇

プレ男強い天皇でも、神さまだとわかったら、すぐにかしこまるんだね。

『古事記』では、葛城山で天皇の行列とそっくりの姿であらわれた神が、「悪いことも一言、よいことも一言、言いわける神、葛城の一言主の大神だ」と名のりました。

4. 『日本書紀』の一事主神

『日本書紀』巻第十四、雄略天皇4年の春2月の記事では、話が少しちがいます。

まとめ


参考文献

  1. 『古事記』武田祐吉訳. 下卷「雄略天皇」(葛城山の一言主の大神). 青空文庫. https://www.aozora.gr.jp/cards/001518/card51732.html (閲覧日:2026年10月10日)
  2. 『日本書紀』卷第十四(雄略天皇四年二月). ウィキソース. https://zh.wikisource.org/wiki/日本書紀/卷第十四 (閲覧日:2026年10月10日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

Next Stars次に読む

  1. IIIIII日本神話アメノヒボコ新羅の王子がゆるした男からもらった赤い玉は、美しい娘になった。けれども、王子がおごって妻をののしると、妻は「母の国へ行きます」と小舟で海をわたり、難波の神になった。追ってきた王子は、海の神にはばまれ、但馬にとどまった
  2. III日本神話ホムチワケもえる稲の城の中で生まれた皇子は、ひげが胸までのびても、言葉を話さなかった。ある日、空をわたる鳥の声を聞いて、はじめて「あぎ」と声をあげた。その鳥を追って、男は国から国へ。出雲の大神をおがんだあと、皇子はついに言葉を話した
  3. III日本神話成り立ちと大まかなあらすじ712年の『古事記』と720年の『日本書紀』。28歳の稗田阿礼がよみならい、太安万侶が書きとめた。天地のはじめから国生み、天の岩戸、国ゆずり、天孫降臨、そして初代の天皇へ