世界の神話Mythos

Greek Mythology

イカロスの翼鳥の羽を糸とロウでとめた、父ダイダロスの手づくりの翼。「低すぎると波でぬれ、高すぎると太陽にこがされる。そのあいだを飛べ」——天にのぼりたくなった少年のロウは、とけた

2026年10月5日

帆をはった大きな帆船の上空、かがやく太陽の近くを、翼をつけた2人の人物が飛んでいる銅版画
ピーテル・ブリューゲル(父)原画「武装した三本マストの帆船と、空を飛ぶダイダロスとイカロス」(『帆船』シリーズより)1561〜65年。エングレーヴィング。メトロポリタン美術館所蔵(パブリックドメイン)
目次
  1. プロフィール
  2. 「空だけは、ミノスのものではない」
  3. 翼をつくる父、じゃまをする息子
  4. 「まん中を飛べ」
  5. とけたロウ
  6. 「イカロス、どこにいる?」
  7. まとめ

プレ男イカロスって、ロウの翼で太陽に近づきすぎて落ちた少年だよね。

メル美お父さんが「低すぎても高すぎてもダメ」って教えてたんだって。原典を読んでみよう。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、ギリシャ神話のイカロスの翼です。オウィディウス『変身物語』8巻(H.T.ライリー訳、1851年)の英訳を、プロジェクト・グーテンベルクで読みました。

プロフィール

名前 イカロス
父 名工ダイダロス
いた場所 クレタ島。ミノス王のもとで、父とともに国を出られなかった
翼のつくり方 鳥の羽を短いものから長いものへならべ、まん中を糸で、根もとをロウでとめ、少しまげて鳥の翼に似せた
出典 オウィディウス『変身物語』8巻183〜235行

帆をはった大きな帆船の上空、かがやく太陽の近くを、翼をつけた2人の人物が飛んでいる銅版画

ピーテル・ブリューゲル(父)原画「武装した三本マストの帆船と、空を飛ぶダイダロスとイカロス」(『帆船』シリーズより)1561〜65年。エングレーヴィング。メトロポリタン美術館所蔵(パブリックドメイン)

「空だけは、ミノスのものではない」

翼をつくる父、じゃまをする息子

メル美楽しそうにロウをさわってる場面が、あとを知っていると悲しいね…。

「まん中を飛べ」

とけたロウ

プレ男「もっと高く!」って気持ち、すごくわかる。でも、お父さんの言うことを聞いていれば…。

「イカロス、どこにいる?」

オウィディウス『変身物語』によると、ダイダロスは息子に「低すぎると波が翼を重くし、高すぎると太陽の火がこがす。そのあいだを飛べ」と教えました。

まとめ


参考文献

  1. Ovid. The Metamorphoses, Books VIII–XV(英訳:Henry T. Riley、1851年). Book VIII, Fable III. Project Gutenberg. https://www.gutenberg.org/ebooks/26073 (閲覧日:2026年10月5日)
  2. メトロポリタン美術館. Pieter Bruegel the Elder, Armed Three-master with Daedalus and Icarus in the Sky, from The Sailing Vessels, 1561–65(28.4(2)、パブリックドメイン). https://www.metmuseum.org/art/collection/search/338707 (閲覧日:2026年10月5日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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