世界の神話Mythos

Chinese Mythology

『荊楚歳時記』の秋と冬7月15日の盆の供えもの、8月の朝つゆで目を洗う袋、9月9日に山へのぼって菊の酒を飲むわけ、冬至のアズキのかゆと疫病の鬼、12月8日に太鼓を鳴らして疫病をおいはらう村の人々。6世紀の中国、荊楚の地方の年中行事と、その言いつたえ

2026年10月12日

目次
  1. プロフィール
  2. 1. 7月15日の盆
  3. 2. 8月の朝つゆと「目が明るくなる袋」
  4. 3. 9月9日、山へのぼるわけ
  5. 4. 10月の「小春」と冬至のアズキのかゆ
  6. 5. 12月8日、太鼓で疫病をおいはらう
  7. まとめ

プレ男9月9日に山へのぼって、菊のお酒を飲む!? そんな行事があったの?

メル美むかしの中国の年中行事の本に、その由来の言いつたえまで書いてあるんだって。秋と冬の行事を見てみよう!

こんにちは、Dr. Taro です。 神話の解説、今回は中国の『荊楚歳時記』の秋と冬です。梁の宗懍が書き、隋の杜公瞻が注をつけた『荊楚歳時記』の原文(ウィキソース)の、7月15日から歳末までの条を読みました。お正月の行事は『荊楚歳時記』のお正月、春と夏は『荊楚歳時記』の寒食と端午、7月7日は牽牛と織女(七夕)へ。

プロフィール

7月15日 僧も尼も、俗世の人も、盆をととのえて供える
8月14日 子どものひたいに朱や墨で点をつける「天灸」。錦で「眼明嚢」をつくり、おくりあう
9月9日 野に出て宴をする。茱萸の袋をさげ、菊の酒を飲む
10月1日 家々で黍のあつものをつくる。「秦の年のはじめ」とよばれた
冬至 アズキのかゆをつくり、疫病をはらう。日かげの長さをはかる
12月8日(臘日) 村人が太鼓をさげ、面をかぶって、疫病をおいはらう

1. 7月15日の盆

2. 8月の朝つゆと「目が明るくなる袋」

メル美仙人のつかいの子どもが、葉っぱのつゆをあつめていたんだ。ふしぎで、きれいなお話だね。

3. 9月9日、山へのぼるわけ

4. 10月の「小春」と冬至のアズキのかゆ

プレ男アズキのかゆで鬼をはらう…。赤い色のものに、わるいものをはらう力があると考えられていたのかな。

5. 12月8日、太鼓で疫病をおいはらう

『荊楚歳時記』の注では、費長房が桓景に、9月9日は茱萸の袋をうでにむすび、山にのぼって菊の酒を飲めばわざわいがきえると教えた話が、9日に高いところへのぼる風習のはじまりとされています。これは、むかしの言いつたえです。

まとめ


参考文献

  1. 宗懍(撰)・杜公瞻(注)『荊楚歲時記』(七月十五日の条、八月十四日の条、九月九日の条、十月朔日の条、冬至の条、十二月八日臘日の条). ウィキソース. https://zh.wikisource.org/wiki/荊楚歲時記 (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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  1. VIIVII中国神話『荊楚歳時記』のお正月元日の朝、庭で竹をもやしてパチパチ鳴らすのは、一本足の山の鬼「山臊」を追いはらうため。門には桃の木の板と、2人の門神「神荼・鬱塁」。1日はニワトリ、2日は犬…7日は人の日。古代中国の南の国のお正月と、その由来の話
  2. VIIVII中国神話『荊楚歳時記』の寒食と端午冬至から105日め、3日のあいだ火をつかわない「寒食」は、火の中でなくなった介子推をいたむため。5月5日の舟の競争は、汨羅にしずんだ屈原をすくいに行くため。古代中国の南の国の、春と初夏の行事と言いつたえ
  3. VII中国神話牽牛と織女(七夕)天の川をはさんで光る2つの星。中国でいちばん古い歌集のひとつ『詩経』では、織女星は一日じゅう機を織っても布を織りあげられない。漢の古い詩では「水ひとすじをへだてて、見つめあうだけで話せない」。そして7月7日の夜、2人は年に一度めぐりあう