世界の神話Mythos

Chinese Mythology

『荊楚歳時記』のお正月元日の朝、庭で竹をもやしてパチパチ鳴らすのは、一本足の山の鬼「山臊」を追いはらうため。門には桃の木の板と、2人の門神「神荼・鬱塁」。1日はニワトリ、2日は犬…7日は人の日。古代中国の南の国のお正月と、その由来の話

2026年10月12日

目次
  1. プロフィール
  2. 1. 爆竹と山の鬼
  3. 2. 桃の木と門神
  4. 3. 椒柏酒
  5. 4. 人日
  6. まとめ

プレ男中国のお正月って、爆竹をパンパン鳴らすイメージ! あれにも由来があるの?

メル美古い本に、鬼を追いはらうためって書かれているんだって。門にはる神さまや、「人の日」の話もあるの。

こんにちは、Dr. Taro です。 神話の解説、今回は中国の『荊楚歳時記』のお正月です。南の荊楚の国の年中行事を記した『荊楚歳時記』(宗懍撰、杜公瞻注)の原文(ウィキソース)の、正月の条を読みました。同じ本の七夕の話は牽牛と織女へ。鬼をはらう神は鍾馗へ。

プロフィール

行事 本文と注の説明
元日の朝 鶏が鳴くと起きる。庭で爆竹をして、山臊という悪い鬼をさける
山臊 注にひく『神異経』では、西の山の中の、背たけ1尺あまりで一本足の者
門のかざり 鶏の絵や、五色の鶏のかざり。桃の板(仙木)をつけ、2人の神神荼・鬱塁(門神)の絵をはる
椒柏酒 衣冠をととのえ、年の順に新年のあいさつをして、山椒と柏の酒をすすめる
人日 正月7日。7種類の菜のあつもの(スープ)、色紙の人形「人勝」

1. 爆竹と山の鬼

メル美もともとは、竹を火にくべて、はじける音で鬼をおどろかせていたんだね。だから「爆竹」なんだ!

2. 桃の木と門神

3. 椒柏酒

4. 人日

プレ男7日に7種類の菜…日本の「七草がゆ」とにてるね! 1日ごとに動物の日があるのもおもしろい。

『荊楚歳時記』の注では、西の山の一本足の鬼「山臊」は、竹を火に入れてパチパチと鳴らすと、おどろいて遠くへにげていく、と説明されています。

まとめ


参考文献

  1. 宗懍(撰)・杜公瞻(注)『荊楚歲時記』(正月一日の条、正月七日人日の条). ウィキソース. https://zh.wikisource.org/wiki/荊楚歲時記 (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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  1. VII中国神話牽牛と織女(七夕)天の川をはさんで光る2つの星。中国でいちばん古い歌集のひとつ『詩経』では、織女星は一日じゅう機を織っても布を織りあげられない。漢の古い詩では「水ひとすじをへだてて、見つめあうだけで話せない」。そして7月7日の夜、2人は年に一度めぐりあう
  2. VII中国神話鍾馗(しょうき)熱病で1か月あまり苦しんだ唐の玄宗の夢に、帽子をかぶった大きな鬼があらわれ、宝物をぬすんでかけまわる小さな鬼をつかまえて退治した。「臣は鍾馗。天下の妖をのぞくとちかいます」。目ざめると、病はなおっていた
  3. VII中国神話西王母(せいおうぼ)『山海経』では「ヒョウの尾にトラの歯、うそぶく声」の崑崙山のぬし。3羽の青い鳥に食べものを運ばせ、瑤池のほとりでは周の穆王と歌をかわし、羿には不死の薬をあたえた