世界の神話Mythos

Chinese Mythology

精衛と夸父東の海でおぼれた炎帝の娘は、鳥「精衛」になって、西の山の木や石をくわえては海をうめつづける。太陽と追いかけっこをした巨人・夸父は、黄河と渭水を飲みほしてもかわきがおさまらず、たおれたあとに杖が林になった

2026年10月10日

色あざやかな木版画。山と海と宮殿のあいだに、鳥、魚、けもの、ふしぎな生きものたちがえがかれ、上に「新刻山海経全図」と書かれている
「新刻山海経全図」1796〜1820年、中国・清(嘉慶年間)。多色木版、紙。クリーブランド美術館所蔵(CC0)。『山海経』のふしぎな生きものたちをえがいた版画です
目次
  1. プロフィール
  2. 1. 海をうめる鳥、精衛
  3. 2. 太陽と追いかけっこをした夸父
  4. 3. 「力をはからず」
  5. 4. 『列子』の夸父と、鄧林
  6. まとめ

プレ男小鳥が海をうめようとする話があるって、ほんと?

メル美中国の「精衛」っていう鳥だよ。太陽を追いかけた巨人「夸父」の話といっしょに見てみよう。

こんにちは、Dr. Taro です。 神話の解説、今回は中国神話の精衛(せいえい)と夸父(こほ)です。『山海経(せんがいきょう)』の「北山経」「海外北経」「大荒北経」と、『列子』湯問篇の原文(ウィキソース)を読みました。中国神話の全体は中国神話の入門へ。

色あざやかな木版画。山と海と宮殿のあいだに、鳥、魚、けもの、ふしぎな生きものたちがえがかれ、上に「新刻山海経全図」と書かれている

「新刻山海経全図」1796〜1820年、中国・清(嘉慶年間)。多色木版、紙。クリーブランド美術館所蔵(CC0)。『山海経』のふしぎな生きものたちをえがいた版画です

プロフィール

精衛 夸父
すがた カラスに似た鳥。頭にもよう、白いくちばし、赤い足 2匹の黄色いヘビを耳かざりにし、両手にも2匹の黄色いヘビをもつ(大荒北経)
もとは 炎帝の末娘、女娃(じょあい) 后土(こうど)の孫、信(しん)の子(大荒北経)
住むところ 発鳩(はっきゅう)の山 成都載天(せいとさいてん)という山
していること 西の山の木や石をくわえて、東の海をうめる 太陽を追いかけた
鳴き声・名前 「自分の名をよぶように鳴く」 ―

1. 海をうめる鳥、精衛

『山海経』北山経です。

メル美小さなくちばしで、海をうめようとしつづけているんだね…。

2. 太陽と追いかけっこをした夸父

『山海経』海外北経は、とても短く書いています。

プレ男黄河を飲みほしても足りないって、どれだけ大きいんだ!

3. 「力をはからず」

4. 『列子』の夸父と、鄧林

『山海経』北山経では、おぼれた炎帝の娘・女娃が精衛となり、いつも西の山の木や石をくわえて、東の海をうめようとしています。

まとめ


参考文献

  1. 『山海經』北山經(北次三經、發鳩之山). ウィキソース. https://zh.wikisource.org/wiki/山海經/北山經 (閲覧日:2026年10月10日)
  2. 『山海經』海外北經. ウィキソース. https://zh.wikisource.org/wiki/山海經/海外北經 (閲覧日:2026年10月10日)
  3. 『山海經』大荒北經. ウィキソース. https://zh.wikisource.org/wiki/山海經/大荒北經 (閲覧日:2026年10月10日)
  4. 『列子』卷第五 湯問篇. ウィキソース. https://zh.wikisource.org/wiki/列子/湯問篇 (閲覧日:2026年10月10日)
  5. クリーブランド美術館. A Newly-Cut Print of Illustrations from The Classic of Mountains and Seas, 1796–1820(2025.72、CC0). https://clevelandart.org/art/2025.72 (閲覧日:2026年10月10日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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