世界の神話Mythos

Indian Mythology

カクドミ王とレーヴァティー娘のむこを相談しに、ブラフマーの世界へのぼった王。ガンダルヴァの歌がおわるのを待つあいだは、ほんのひとときに思えた。ところがブラフマーは言った。「あなたが歌を聞いているうちに、地上では何時代もすぎた。あなたの知る人々は、もうだれものこっていない」

2026年10月12日

目次
  1. プロフィール
  2. 1. 娘のむこさがし
  3. 2. ひとときの歌
  4. 3. 「地上では何時代もすぎた」
  5. 4. ブラフマーのすすめ
  6. 5. 小さくなった人々
  7. まとめ

プレ男ちょっと待っていただけなのに、地上では何時代もすぎていた!? 浦島太郎みたい!

メル美インドにも、神さまの世界と地上では時間の流れがちがう、っていうお話があるんだって。

こんにちは、Dr. Taro です。 神話の解説、今回はインド神話のカクドミ王とレーヴァティーです。『ヴィシュヌ・プラーナ』第4部第1章(M.N.ダット英訳、1896年、プロジェクト・グーテンベルク)を読みました。にた話として、日本の浦島子もどうぞ。インド神話のクリシュナとゴーヴァルダナ山もどうぞ。

プロフィール

カクドミ王 ライヴァタともよばれる。100人兄弟の長男。都はクシャスタリー
レーヴァティー カクドミ王の娘
ブラフマーの世界 王が娘の夫を相談しに行ったところ
ハハーとフフー ブラフマーの前で歌っていたガンダルヴァ
時のずれ 歌のあいだは、王には「ひととき」に思えたが、地上では何時代もすぎていた
娘の夫 バラデーヴァ(バララーマ)。ヴィシュヌ(ケーシャヴァ)の一部の化身

1. 娘のむこさがし

2. ひとときの歌

3. 「地上では何時代もすぎた」

メル美歌を聞いていたあいだに、知っている人がみんないなくなっていた…。こわいけど、ふしぎなお話だね。

4. ブラフマーのすすめ

5. 小さくなった人々

プレ男むかしの人は背が高くて、時代がたつと人が小さくなった…っていう考えなんだね。

ダット訳の『ヴィシュヌ・プラーナ』では、ブラフマーは「あなたがガンダルヴァの歌を聞いているあいだに、何時代もすぎたのだ」と言い、王に娘をバラデーヴァにとつがせるようすすめました。

まとめ


参考文献

  1. Manmatha Nath Dutt(英訳). A Prose English Translation of Vishnupuranam(Calcutta, 1896). Part IV, Section I. Project Gutenberg. https://www.gutenberg.org/ebooks/66208 (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

Next Stars次に読む

  1. VIインド神話ヴィシュヌ『リグ・ヴェーダ』では「3歩で世界をはかった」大またの神。『バガヴァッド・ギーター』では、正しさがおとろえるたびに、すがたをとって生まれてくると語られる
  2. VIインド神話クリシュナとゴーヴァルダナ山「ぼくたち牛飼いの神は、牛と山だ」。少年クリシュナのすすめで、村人はインドラへのまつりをやめた。おこったインドラは7日7晩の大雨をふらせたが、クリシュナは山を片手でかさのようにもちあげ、村人と牛たちをまもった
  3. III日本神話浦島子(浦島太郎のもと)『日本書紀』では、釣りあげた大きなカメが女性になり、ともに海の蓬莱山へ。『万葉集』の長歌では、海の神の娘と常世の宮で「老いもせず死にもせず」くらしたのに、「開けないで」と言われた箱を開けると白い雲がたなびき、若い肌はしわに、黒い髪は白くなった