世界の神話Mythos

Indian Mythology

クリシュナとゴーヴァルダナ山「ぼくたち牛飼いの神は、牛と山だ」。少年クリシュナのすすめで、村人はインドラへのまつりをやめた。おこったインドラは7日7晩の大雨をふらせたが、クリシュナは山を片手でかさのようにもちあげ、村人と牛たちをまもった

2026年10月10日

インドの細密画。暗い雨雲の下、黄色い衣を着た青い肌の若者が、片手をあげて大きな山を頭の上にもちあげている。まわりには村の女たちや男たち、たくさんの牛がいる。右上では、白い象に乗った神が、雲の中にいる
「ゴーヴァルダナ山をもちあげるクリシュナ」1780〜90年ごろ、北インド・カーングラ派。紙にテンペラ、金。クリーブランド美術館所蔵(CC0)。右上に、象に乗ったインドラがえがかれています
目次
  1. プロフィール
  2. 1. 「ぼくたちの神は、牛と山だ」
  3. 2. インドラのいかり
  4. 3. 山のかさ
  5. 4. 7日7晩
  6. 5. インドラのおとずれ
  7. まとめ

プレ男青い肌で笛をふく神さまって、クリシュナだよね? 山をもちあげたって本当?

メル美うん。大雨から村をまもるために、山をかさみたいにしたんだって。

こんにちは、Dr. Taro です。 神話の解説、今回はインド神話のクリシュナとゴーヴァルダナ山です。『ヴィシュヌ・プラーナ』第5部10〜12章を、マンマタ・ナート・ダットの英訳(1896年、Project Gutenberg)で読みました。聖仙パラーシャラが、弟子マイトレーヤに語るという形の本です。インド神話の全体はインド神話の入門へ。

インドの細密画。暗い雨雲の下、黄色い衣を着た青い肌の若者が、片手をあげて大きな山を頭の上にもちあげている。まわりには村の女たちや男たち、たくさんの牛がいる。右上では、白い象に乗った神が、雲の中にいる

「ゴーヴァルダナ山をもちあげるクリシュナ」1780〜90年ごろ、北インド・カーングラ派。紙にテンペラ、金。クリーブランド美術館所蔵(CC0)。右上に、象に乗ったインドラがえがかれています

プロフィール

クリシュナ 牛飼いの村(ゴークラ、ヴラジャ)で育った少年。英訳ではハリ、ダーモーダラともよばれる
育ての父 牛飼いのナンダ
あらそった神 雨の神インドラ(シャクラ)
もちあげた山 ゴーヴァルダナ山
嵐の長さ 7日7晩

1. 「ぼくたちの神は、牛と山だ」

メル美自分たちのくらしをささえてくれるものに、感謝しようってことだね。

2. インドラのいかり

3. 山のかさ

プレ男「たわむれるように片手で」! 7日間ずっと、山をもちあげてたの!?

4. 7日7晩

『ヴィシュヌ・プラーナ』では、クリシュナはゴーヴァルダナ山を片手でかさのようにもちあげ、7日7晩の雨から村人と牛たちをまもりました。

5. インドラのおとずれ

まとめ


参考文献

  1. Manmatha Nath Dutt(英訳). A Prose English Translation of Vishnupuranam(Calcutta, 1896). Part V, Sections X–XII. Project Gutenberg. https://www.gutenberg.org/ebooks/66208 (閲覧日:2026年10月10日)
  2. クリーブランド美術館. Krishna Lifting Mount Govardhan, Kangra, c. 1780–90(2001.45、CC0). https://clevelandart.org/art/2001.45 (閲覧日:2026年10月10日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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