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Japanese Mythology

三重の采女の歌天皇にささげた酒の杯に、ケヤキの葉が1枚うかんでいた。いかった天皇に、伊勢の三重から来た采女は「申しあげることがございます」と、宮殿と大きなケヤキをたたえる歌をうたった。歌ひとつで命がすくわれた、『古事記』の宴の話

2026年10月12日

目次
  1. プロフィール
  2. 1. 杯の中の葉
  3. 2. ケヤキをたたえる歌
  4. 3. 皇后と天皇の歌
  5. まとめ

プレ男杯に葉っぱが1枚入っていただけで、そんなにおこられるの!?

メル美そうなの。でも、采女はおちついて歌をうたって、ピンチをチャンスにかえちゃうんだって。

こんにちは、Dr. Taro です。 神話の解説、今回は日本の『古事記』の三重の采女の歌です。『古事記』下つ巻の雄略天皇の段「春日のヲド姫と三重の采女」(武田祐吉訳、青空文庫)を読みました。同じ雄略天皇の段の話は引田部の赤猪子と一言主へ。

プロフィール

場所 長谷の、大きなケヤキ(槻)の木の下の酒宴
三重の采女 伊勢の国の三重から来た采女(宮中につかえる女性)
できごと 采女がささげた杯に、ケヤキの落ち葉がうかんでいた
采女の歌 宮殿と、天・東国・田舎をせおうケヤキの枝をたたえ、落ち葉を「うかんだ脂」にたとえた
天語歌 采女・皇后・天皇の3首の歌は「天語歌」とよばれる

1. 杯の中の葉

メル美こわい場面…。でも、ここで「申しあげることがございます」って言えるの、すごい勇気だね。

2. ケヤキをたたえる歌

采女はうたいました(武田祐吉訳から)。

3. 皇后と天皇の歌

プレ男1枚の落ち葉を、世界をせおう大きな木の話にしちゃうなんて! さいごはごほうびまでもらえて、よかったね。

武田祐吉訳の『古事記』では、三重の采女は、ケヤキの上の枝は天を、中の枝は東国を、下の枝は田舎をせおっていると歌い、杯の落ち葉をそのめぐみにたとえて、ゆるされました。

まとめ


参考文献

  1. 武田祐吉訳『古事記』(下つ巻 雄略天皇「春日のヲド姫と三重の采女」). 青空文庫. https://www.aozora.gr.jp/cards/001518/card51732.html (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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  1. IIIIII日本神話引田部の赤猪子「嫁に行かずにおれ。召しだすぞ」。三輪川のほとりで天皇にそう言われた娘は、その言葉を信じて待ちつづけ、80年がすぎた。すっかり年をとった赤猪子は、待っていた心だけは伝えたいと、宮へ参上する
  2. IIIIII日本神話一言主の大神葛城山で、雄略天皇の行列とそっくりの行列があらわれた。服も人も、問いかける言葉まで同じ。天皇が弓に矢をつがえると、むこうも矢をつがえた。「悪いことも一言、よいことも一言で言いわける神、葛城の一言主の大神だ」
  3. IIIIII日本神話仁徳天皇の鳥と氷生まれた日に産屋へとびこんだ鳥の名を、大臣の子と天皇の子でとりかえた。網にかかったふしぎな鳥は、百済で「倶知」とよばれる鳥、いまの鷹だった。山の野の「いおりのような穴」は、夏まで氷をたくわえる氷室だった。『日本書紀』巻11の3つの話