世界の神話Mythos

Japanese Mythology

仁徳天皇の鳥と氷生まれた日に産屋へとびこんだ鳥の名を、大臣の子と天皇の子でとりかえた。網にかかったふしぎな鳥は、百済で「倶知」とよばれる鳥、いまの鷹だった。山の野の「いおりのような穴」は、夏まで氷をたくわえる氷室だった。『日本書紀』巻11の3つの話

2026年10月12日

目次
  1. プロフィール
  2. 1. 鳥の名をとりかえる
  3. 2. 倶知という鳥
  4. 3. 百舌鳥野の狩り
  5. 4. 野の中の氷室
  6. まとめ

プレ男むかしの日本に、夏まで氷をとっておく場所があったの? 冷蔵庫もないのに?

メル美『日本書紀』に、その「氷室」が見つかった話があるんだって。鷹狩りのはじまりや、鳥の名前をとりかえた話もあるの。

こんにちは、Dr. Taro です。 神話の解説、今回は日本の『日本書紀』の仁徳天皇の鳥と氷の話です。『日本書紀』巻第十一(仁徳天皇)の原文(ウィキソース)を読みました。同じ仁徳天皇の話は仁徳天皇と民のかまどへ。『古事記』で仁徳天皇(オホサザキの命)が位につくまでの話はウヂの若郎子と位のゆずりあいへ。人の名や地名には、原文にない読みがなはつけていません。

プロフィール

話 あらすじ
鳥の名のとりかえ 天皇の子が生まれた日、産屋に木菟が、大臣の子が生まれた日には鷦鷯が入った。2人の子の名に、鳥の名をとりかえてつけた
鷹狩り 網にかかったふしぎな鳥を、酒君がならした。百済では「倶知」とよばれる鳥で、原文の注に「いまの鷹」とある
氷室 闘鶏の野で見つかった、土をほって草でおおい、夏まで氷をたくわえるむろ

1. 鳥の名をとりかえる

メル美同じ日に生まれた2人が、鳥の名前をとりかえっこ。ずっとなかよくしよう、っていう約束なんだね。

2. 倶知という鳥

3. 百舌鳥野の狩り

プレ男足にひも、尾に鈴をつけた鷹をうでにのせて…。いまの鷹匠さんみたいだね!

4. 野の中の氷室

『日本書紀』巻第十一では、闘鶏の稲置大山主が、土をほって草でおおい、その上に氷をおくと夏がすぎてもとけない、と氷室のつくりかたを答えています。

まとめ


参考文献

  1. 『日本書紀』巻第十一(仁徳天皇 元年の条、43年の条、62年の「是歳」の条). ウィキソース. https://zh.wikisource.org/wiki/日本書紀/卷第十一 (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

Next Stars次に読む

  1. IIIIII日本神話仁徳天皇と民のかまど高い山から国を見わたすと、家々からごはんをたく煙がのぼっていない。「国じゅうが貧しいのだ。3年のあいだ、税と労役をすべてやめよ」。宮殿の屋根がこわれて雨がもっても、天皇はなおさせなかった
  2. IIIIII日本神話ウヂの若郎子と位のゆずりあい「兄と弟、どちらの子がかわいいか」。父天皇の問いの心を見ぬいたオホサザキの命。父の死後、兄と弟はたがいに天下をゆずりあい、ささげものを運ぶ海人は、行ったり来たりにつかれて泣いた。「海人なれや、己が物から泣く」
  3. IIIIII日本神話引田部の赤猪子「嫁に行かずにおれ。召しだすぞ」。三輪川のほとりで天皇にそう言われた娘は、その言葉を信じて待ちつづけ、80年がすぎた。すっかり年をとった赤猪子は、待っていた心だけは伝えたいと、宮へ参上する