世界の神話Mythos

Japanese Mythology

ウヂの若郎子と位のゆずりあい「兄と弟、どちらの子がかわいいか」。父天皇の問いの心を見ぬいたオホサザキの命。父の死後、兄と弟はたがいに天下をゆずりあい、ささげものを運ぶ海人は、行ったり来たりにつかれて泣いた。「海人なれや、己が物から泣く」

2026年10月12日

目次
  1. プロフィール
  2. 1. 父の問い
  3. 2. 宇治川のできごと
  4. 3. ゆずりあう兄弟
  5. まとめ

プレ男王さまの位を、兄弟でうばいあうんじゃなくて、ゆずりあったの?

メル美そうなの。ゆずりあいすぎて、ささげものを運ぶ海人がこまってしまったんだって。ことわざのもとになったお話なの。

こんにちは、Dr. Taro です。 神話の解説、今回は日本の『古事記』のウヂの若郎子と位のゆずりあいです。『古事記』中つ巻の応神天皇の段(武田祐吉訳、青空文庫)を読みました。のちに天下をおさめたオホサザキの命(仁徳天皇)の話は仁徳天皇と民のかまどへ。同じ応神天皇の段の話はアメノヒボコへ。

プロフィール

応神天皇 ホムダワケの命。26人の御子がいた
オホヤマモリの命 年上の皇子。「海や山のことを管理せよ」と言われた
オホサザキの命 のちの仁徳天皇。「天下の政治をとって天皇に申しあげよ」と言われた
ウヂの若郎子 年下の皇子。父は、この子に位をさずけようと考えていた
ことわざ 「海人だから、自分の物ゆえに泣くのだ」

1. 父の問い

メル美お父さんの気持ちを、ちゃんと読みとったんだね。オホサザキの命、やさしい人だな。

2. 宇治川のできごと

3. ゆずりあう兄弟

プレ男兄弟はおたがいを思ってゆずっているのに、そのあいだで海人さんがへとへとに…。ちょっと笑っちゃうけど、気の毒だね。

武田祐吉訳の『古事記』では、兄と弟がささげものをたがいにゆずりあったので、海人は行き来につかれて泣き、「海人だから自分の物ゆえに泣く」ということわざができた、と語られています。

まとめ


参考文献

  1. 武田祐吉訳『古事記』(中つ巻 応神天皇「オホヤマモリの命とオホサザキの命」「オホヤマモリの命とウヂの若郎子」). 青空文庫. https://www.aozora.gr.jp/cards/001518/card51732.html (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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  1. IIIIII日本神話仁徳天皇と民のかまど高い山から国を見わたすと、家々からごはんをたく煙がのぼっていない。「国じゅうが貧しいのだ。3年のあいだ、税と労役をすべてやめよ」。宮殿の屋根がこわれて雨がもっても、天皇はなおさせなかった
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  3. IIIIII日本神話アメノヒボコ新羅の王子がゆるした男からもらった赤い玉は、美しい娘になった。けれども、王子がおごって妻をののしると、妻は「母の国へ行きます」と小舟で海をわたり、難波の神になった。追ってきた王子は、海の神にはばまれ、但馬にとどまった