世界の神話Mythos

Indian Mythology

『リグ・ヴェーダ』のさいころの歌「やめようと決めても、さいころが盤の上で鳴ると、わたしはまた出かけていく」。賭けごとですべてをうしなった男のなげきに、サヴィタル神は言った。「さいころで遊ぶな。畑をたがやせ」

2026年10月12日

目次
  1. プロフィール
  2. 1. やめられない
  3. 2. 「もう遊ばない」と決めても
  4. 3. 冷たいのに、心をやく
  5. 4. サヴィタルの教え
  6. まとめ

プレ男いちばん古い聖典に、ギャンブルでしくじった人の歌がのってるの!?

メル美そうなの。やめたくてもやめられない気持ちが、いまの人にもわかるように書かれているんだって。

こんにちは、Dr. Taro です。 神話の解説、今回はインドの『リグ・ヴェーダ』のさいころの歌です。インドの最古の聖典『リグ・ヴェーダ』第10巻34番の歌(ラルフ・T・H・グリフィス英訳、訳注を含む、インターネット・アーカイブ)を読みました。さいころの賭けで国をうしなった王の物語はナラ王とダマヤンティーへ。

プロフィール

歌の内容 さいころの賭けにのめりこんだ男のなげき
さいころ グリフィスの注によると、むかしはヴィビーダカの木の実がさいころにつかわれた
さいころの数 歌では「53」。グリフィスは、この数のよみかたには説がわかれる、と注している
男がうしなったもの やさしかった妻、家族や友の信用、財産
教えをさずけた神 サヴィタル
教え 「さいころで遊ぶな。畑をたがやせ」

1. やめられない

2. 「もう遊ばない」と決めても

メル美「もうやめる」って決めても、音を聞くとまた行っちゃう…。ほんとうにつらい気持ちが伝わってくるね。

3. 冷たいのに、心をやく

4. サヴィタルの教え

プレ男「手に入れたものをたのしみ、それでじゅうぶんと思え」…。むかしの人のことばなのに、すごく今っぽいね。

グリフィス訳の『リグ・ヴェーダ』では、男は「さいころで遊ぶな。畑をたがやせ。手に入れたものをたのしみ、それでじゅうぶんと思え」というサヴィタルの教えを歌っています。

まとめ


参考文献

  1. Griffith, Ralph T.H.(英訳). The Hymns of the Rigveda, Vol. II. Book X, Hymn XXXIV(訳注を含む). Internet Archive. https://archive.org/details/in.gov.ignca.16312 (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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