世界の神話Mythos

Japanese Mythology

サルタヒコ天から降りるニニギの道のまんなかで、天と地を照らして待っていた「道の神」。『日本書紀』では、鼻の長さ七咫、背の高さ七尺、目は大きな鏡のようにかがやく。アメノウズメに名を明かして道案内をつとめ、伊勢の五十鈴川のほとりへ帰った

2026年10月10日

浮世絵。白い長い髪とひげ、長い鼻の神が、矛をもち高い下駄をはいて立っている。足もとには白いニワトリがいる
魚屋北渓「春の岩戸 其二(猿田彦)」1825年。摺物、木版多色摺。クリーブランド美術館所蔵(CC0)
目次
  1. プロフィール
  2. 1. 天と地を照らす神
  3. 2. 『日本書紀』のすがた
  4. 3. 猿女の君のはじまり
  5. 4. 貝にはさまれた手
  6. まとめ

プレ男サルタヒコって、鼻の長い天狗みたいな神さまだよね?

メル美『日本書紀』に「鼻が長い」って書いてあるんだって。道案内の神さまなんだよ。

こんにちは、Dr. Taro です。 神さまの解説、今回は日本神話のサルタヒコ(猿田彦)です。『古事記』(武田祐吉訳、青空文庫)と、『日本書紀』巻第二(神代下)の原文(ウィキソース)を読みました。日本神話の全体は日本神話の入門へ。

浮世絵。白い長い髪とひげ、長い鼻の神が、矛をもち高い下駄をはいて立っている。足もとには白いニワトリがいる

魚屋北渓「春の岩戸 其二(猿田彦)」1825年。摺物、木版多色摺。クリーブランド美術館所蔵(CC0)

プロフィール

名前 サルタ彦(『古事記』)、猨田彦大神(『日本書紀』)
立場 国つ神(地上の神)。天孫ニニギの道案内
すがた(『日本書紀』の一書) 鼻の長さ七咫、背の高さ七尺あまり(七尋というべきか)。口もとが明るくかがやき、目は八咫鏡のようで、ホオズキのように赤く照る
出会った神 アメノウズメ
行き先 伊勢の狭長田(さなだ)の五十鈴川のほとり

1. 天と地を照らす神

『古事記』の「天降(あまくだり)」の段です。

メル美こわそうな見た目だけど、じつはお迎えに来てくれていたんだね。

2. 『日本書紀』のすがた

『日本書紀』巻第二、第九段の一書(第一)です。

プレ男八十万の神々がにらみ負けるほどの目力! それに勝ったアメノウズメもすごい。

3. 猿女の君のはじまり

4. 貝にはさまれた手

『古事記』の「猿女の君」の段です。

メル美天と地を照らす神さまが、貝に手をはさまれるなんて…。泡の名前がきれいだね。

『古事記』のサルタヒコは、天から降りるニニギの道で、上は天を照らし、下は葦原の中つ国を照らしながら、先導をつとめようとお迎えに来ていました。

まとめ


参考文献

  1. 『古事記』武田祐吉訳. 上卷「天降」「猿女の君」. 青空文庫. https://www.aozora.gr.jp/cards/001518/card51732.html (閲覧日:2026年10月10日)
  2. 『日本書紀』卷第二(神代下)第九段 一書第一. ウィキソース. https://zh.wikisource.org/wiki/日本書紀/卷第二 (閲覧日:2026年10月10日)
  3. クリーブランド美術館. Totoya Hokkei, Sarutahiko from The Cave Door of Spring, 1825(1940.990.2、CC0). https://clevelandart.org/art/1940.990.2 (閲覧日:2026年10月10日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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