世界の神話Mythos

Chinese Mythology

馬と娘と蚕のはじまり「お父さんをつれて帰ってくれたら、お嫁さんになってあげる」。冗談のつもりの娘のことばに、馬は手綱をきってかけだした。やがて、馬の皮が娘をつつんで消え、数日後、大きな木の枝で、娘と馬の皮は蚕になっていた

2026年10月12日

目次
  1. プロフィール
  2. 1. 娘の冗談
  3. 2. 父をつれて帰った馬
  4. 3. 馬の皮
  5. 4. 蚕のはじまり
  6. 5. 蚕と馬
  7. まとめ

プレ男蚕って、絹の糸をつくる虫だよね。そのはじまりの話があるの?

メル美『捜神記』にあるんだって。娘の軽い冗談から、ふしぎなことがおきるの。ちょっとこわくて、せつないお話。

こんにちは、Dr. Taro です。 神話の解説、今回は中国の『捜神記』の馬と娘と蚕のはじまりです。干宝がまとめた怪異の本『捜神記』第14巻の原文(ウィキソース)を読みました。『捜神記』には「旧説(むかしからの言いつたえ)」として書かれています。同じ『捜神記』の話は董永と天女と捜神記の動物の恩がえしへ。

プロフィール

出てくる人 遠くへいくさに出た父と、家にのこったひとり娘
馬 娘が自分で世話をしていたオス馬
娘の冗談 「父をむかえてきてくれたら、あなたのお嫁さんになってあげる」
蚕になった場所 大きな木の枝のあいだ
桑の名 その木は「桑」と名づけられた。「桑(そう)は喪(そう)」と書かれている
『捜神記』の考察 天の星や古い書物をひいて、「蚕と馬は同じ気をもつ」と説明している

1. 娘の冗談

2. 父をつれて帰った馬

メル美馬は、本気にしちゃったんだね…。軽い気持ちで約束しちゃいけないって、こういうことなのかな。

3. 馬の皮

4. 蚕のはじまり

プレ男桑の木の名前に、そんな意味がこめられていたなんて…。きれいな絹の糸のうらに、せつない話があったんだね。

5. 蚕と馬

干宝の『捜神記』では、娘と馬の皮は大きな木の枝のあいだで蚕になり、その木は「桑」と名づけられた、と語られています。

まとめ


参考文献

  1. 干宝『搜神記』第十四卷(「舊說:太古之時」の条). ウィキソース. https://zh.wikisource.org/wiki/搜神記/第14卷 (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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