世界の神話Mythos

Norse Mythology

スヴィプダグとメングロズ「目をさまして、グロア、やさしいお母さん」。だれも行けない場所の乙女をさがせと命じられた若者は、亡き母の墓でまじないの歌をさずかった。炎にかこまれた館の門番との問答のすえ、門はひらき、乙女はむかえた。「愛しあう2人には、待ちこがれた出会いこそ、いちばんのよろこび」

2026年10月12日

目次
  1. プロフィール
  2. 1. 母をよびおこす
  3. 2. 9つのまじない
  4. 3. 炎の館の門番
  5. 4. 待っていた人
  6. まとめ

プレ男亡くなったお母さんが、まじないで助けてくれるの?

メル美そうなの。お母さんの歌に守られて、若者は炎にかこまれた館の乙女に会いに行くんだって。古いエッダの詩とはちがう、ロマンチックなお話なんだって。

こんにちは、Dr. Taro です。 神話の解説、今回は北欧のスヴィプダグとメングロズです。ヘンリー・アダムズ・ベローズ英訳『古エッダ』(プロジェクト・グーテンベルク)の「スヴィプダグの歌」の英訳と解説を読みました。門番との問答は、知恵くらべのヴァフスルーズニルやアルヴィースにもにています。

プロフィール

スヴィプダグ 若い主人公
グロア スヴィプダグの亡き母。まじないの歌を知る。ベローズによると、スノッリの本では、トールをまじないで助けた賢い女性として出てくる
メングロズ 炎にかこまれた館にすむ乙女
フィヨルスヴィズ 館の前にいる巨人の門番
2つの詩 「グロアのまじない」と「フィヨルスヴィズの歌」
ベローズの説明 17世紀より前にさかのぼらない紙の写本にだけのこる、わりあい新しい詩。のちに北欧の多くのバラッドの題材になった

1. 母をよびおこす

2. 9つのまじない

スヴィプダグが「ぼくを守るまじないを歌ってください。まだ若いので、道で死ぬのがこわいのです」とたのむと、グロアは9つのまじないを歌いました。

メル美「わざわいに、愛をへらされないように」…。お母さんの、いちばんのまじないのことばだね。

3. 炎の館の門番

4. 待っていた人

プレ男運命の相手が、ずっと待っていてくれたんだ…。ハッピーエンドでよかった!

ベローズ訳の「スヴィプダグの歌」では、亡き母グロアは「わざわいに、愛をへらされないように」と言って、9つのまじないの歌を息子にさずけています。

まとめ


参考文献

  1. Henry Adams Bellows(英訳). The Poetic Edda. “Svipdagsmol: The Ballad of Svipdag”(Grougaldr; Fjolsvinnsmol)と訳者の解説. Project Gutenberg. https://www.gutenberg.org/ebooks/73533 (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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  1. IIII北欧神話ハーヴァマール(高き者のことば)オーディンのことばとされる北欧の知恵の歌。「旅に出るなら、知恵にまさる荷物はない」「わかい日、ひとりで旅して、道を知らなかった。友を見つけたとき、ゆたかになった気がした。人は人のよろこび」「家畜は死に、身内も死ぬ。けれども、よい名はけっして死なない」
  2. II北欧神話ヴァフスルーズニルの歌オーディンは名前をかくして、いちばん物知りの巨人をたずね、首をかけた知恵くらべをした。昼をはこぶ馬の名、世界のはじまり、神々のおわりのあとのこと。そして最後の問い。「オーディンは、火葬の火にのる前の息子の耳に、何をささやいたか」
  3. II北欧神話アルヴィースの歌トールの娘を花嫁にしようとやってきた、鼻のまわりが青白い小人アルヴィース(すべてを知る者)。トールは「すべての世界での言葉を答えられたら」と、大地、空、月、太陽…と問いつづけた。小人は全部答えた。でも、そのあいだに夜が明けた